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厚生労働省が定期的に発表している「食品中の放射性物質の検査結果について」という放射能検査データを見てみると、最近は福島だけではなく、栃木県や宮城県等の食品からも相次いで高線量の放射性物質を検出していることがわかります。例えば、宮城県産のクサソテツからは一キログラムあたり480ベクレルを検出し、栃木県産のコシアブラからも400ベクレルというような高い値を検出しました。

いずれも基準値の4倍を超えるほどの超高線量で、このような食品がポンポンと発見されている日本の現状はハッキリ言って異常です。もちろん、福島原発がある福島県では更に多くの食品から放射性物質が発見されています。福島県産のワラビからは620ベクレルの放射性セシウムが検出され、シロメバルやヤマメ、イワナなどの魚からも基準値を超える放射性物質を検出。

東電の発表によると、今も現在進行形で一日2億4000万ベクレルもの放射性物質が福島原発から漏れているのです。それが降り注いでいることを考えると、1年や2年程度で放射能汚染が激減することはまず無いでしょう。福島原発の完全収束は数十年後とも言われているので、それまでは今のような食に気を使う生活が続くことになるかもしれません。


☆食品中の放射性物質の検査結果について(第872報)
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000044515.html

引用:
2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
※ 基準値超過(6件)
No.115 :福島県産シロメバル(Cs:120 Bq/kg)
No.180,184 :福島県産イワナ(Cs:110~210 Bq/kg)
No.194,196,197 :福島県産ヤマメ(Cs:140,200 Bq/kg)
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:引用終了

☆食品中の放射性物質の検査結果について(第873報)
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000044660.html

引用:
1 自治体から入手した放射性物質の検査結果
旭川市、青森県、仙台市、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、さいたま市、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、新潟県、金沢市、山梨県、浜松市、京都府、京都市、大阪府、和歌山県、徳島県、香川県
※ 基準値超過(3件)
No.18 :宮城県産野生タラノメ(Cs:160Bq/kg)
No.159 :栃木県産ブラウントラウト(Cs:240Bq/kg)
No.182 :栃木県産野生コシアブラ(Cs:240Bq/kg)
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:引用終了

☆食品中の放射性物質の検査結果について(第874報)
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000044830.html

引用:
1 自治体から入手した放射性物質の検査結果
札幌市、青森県、岩手県、盛岡市、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、横浜市、新潟県、金沢市、山梨県、岐阜市、静岡市、京都市
※ 基準値超過(2件)
No.74,75 :宮城県産クサソテツ(Cs:320,480 Bq/kg)
検査結果(PDF:216KB)

2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
※ 基準値超過(1件)
No.31 :福島県産ワラビ(Cs:620 Bq/kg)
検査結果(PDF:49KB)

3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果
※ 基準値超過(2件)
No.39 :栃木県産野生コシアブラ(Cs:400 Bq/kg)
No.41 :栃木県産野生タラノメ(Cs:190 Bq/kg)
検査結果(PDF:37KB)
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:引用終了

☆簡易的な野菜の放射能汚染チェック手順