昨日の午前中に、生徒さんが出演する“オペレッタ”を観に行きました。
私は講師として、いつでも生徒さんたちの
”縁の下の力持ち”でありたいと思っています。
…少々頼りないかもですが。
でも、自分の持てる力を総動員して強力できることはいつでも
させてもらえるよう、常に自分を律しながら過ごしているつもりです。
さて、そのオペレッタ。
私も内心ドキドキでその生徒さんの出番を待ちました。
子供の可能性は、大人の、そして講師の想像をはるかに越えますね。
たくさんのお客さんの前にし、堂々と頑張っている姿。
大変すばらしいと思いました。
私の導きは、そのお子さんの可能性を引き出すきっかけに
なれれば、それで十分です。
指導する立場の者として、その生徒さんの可能性や、
適正(何に向いているのか)などはこちらが決めることではありません。
相手の反応を見ながら、ろいろと試行錯誤していく中で、
少しずつ発見
していくものだと思うからです。
とはいえ、仮にも、“音楽”に関する専門的な知識や、
技術、経験、直感などを持つ者として、習いに来てくれる方への
「ある程度の方向づけ」=「働きかけ」は必要です。
より高度なテクニックと表現を突き詰めて教えるのか、
明確でわかりやすい言葉とグッズで楽しく音楽と”戯れる”ことを
教えるのか…など、みんなそれぞれ求めるものは違いますから。
それについては、”こうすれば絶対だれでもうまくなる!”という
明快な答えは無いのかも知れません。
レッスンで生徒さん一人一人と向き合う時、
これは…”子育て”と同じかな~と思うのです。
私の子供は娘一人ですが、
同じ親から生まれても、きょうだいそれぞれ性格は違いますから、
親の方も、同じアプローチで教えてもすっと入っていかない経験が
あるのではないでしょうか?
私自身には2つ上の兄がいるのですが、
兄は、社交的・積極的・友達多し・人気者…(←言い過ぎ?)です。
私は、引っ込み思案・消極的・たくさんの人と付き合うのが苦手、です。
(↑本当です!)
ですから、母も兄に接する時と私に接する時と、
言葉がけ一つとっても変化させて育てていたなぁ…。
昨日その生徒さんの大活躍を拝見して、
レッスンのために家路につく途中で、そんなことを思い出していました。
これからも私は、個人レッスンなりの良さを見失わないように、
精一杯生徒さんとガチで向き合いながら、指導を続けて行こうと
思いを新たにしました。
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