時間軸の違い
「背水4年目の大田、3安打3打点「やっと仕事できた」」
上の見出しは、巨人大田選手の活躍への今朝の新聞から。
彼は高卒で入団4年目。ドラフト1位で入団したので期待は大きかった
のでこのような文言になったのでしょう。
しかし私は「背水」ではなく、「順調」ではないかと思います。
彼がもし大学に進んでいれば4年生。今年のドラフト対象者です。
大田選手が大学生であれば、おそらく相当な上位候補でしょう。
しかも直ぐに対応出来る能力も備わっている、即戦力に近い戦力です。
そう考えれば、背水ではないと思います。
大体に彼のような大型選手は、身体が大きい分、ある程度出来上がるには
普通の選手より時間が必要だと思います。
これまでを観ても、駒田さん等同じようなタイプではないでしょうか。
しかも投手と違って野手は時間が掛かります。
そしてチームが巨人。監督は高校の先輩。付けた背番号は松井選手。
これだけの要素があればプレッシャーは並大抵ではなかったはずです。
その中で這い上がってきているわけですから、彼は非常に優秀だと私は思います。
まぁ、監督は高校の先輩ですから、かなり厳しい言葉を述べていますが
これは愛情でしょう。
今年は結果云々ではなく、経験を積めば御の字ではないでしょうか。
それよりも来年以降が本当の勝負だと思います。
ある程度数字を出さないといけないでしょうね。
巨人は常勝チームで、補強も頻繁です。
レギュラーを獲れる時に獲らないと、チャンスはありませんから。