やあ!みなさん、工場長のマヮスです。
この度、アイエス産業の知的資産経営報告書が、出来上がりました。
今から遡ることおよそ2年前。
2011年の1月に摂津水都信用金庫(彩都総研)の担当者さま(当時堀江さん、現在谷口さん)が、
経営コンサルタントの尾上康之先生と引き会わせてくださいました。
先生とお会いする以前の当社といえば、きちんとした会社案内もなく、もちろん経営理念、ビジョンなんてものもなく
ただただ日々の仕事をこなすだけの毎日でありました。
そこで尾上先生の経営相談。
先生は、我々の話を、根気よく聴きだし、それらをSWOT分析や、BACK TO FUTURE分析と、客観的に分析していき、自社の強み・弱み、市場・自社のポジションなどを明らかしていき、経営理念、ビジョンを あぶり出しのように浮かび上がらせるという手法をお使いになります。
そして
「みんなの力を集結して"わくわく”を創り出すよろず鉄工所」
これが、浮かび上がった 当社の経営理念です。
今回、これらの作業を通して、まとめられた資料を基に 「知的資産経営報告書」を作成して行きました。
これらの報告書を作成していくことで、会社のあり方について 省みる良い機会もでき、
以前より、社内での仕事のやり方、従業員同士のコミニュケーションも、良くなってきたのではないかと思っております、
そして何よりも、自分たちが手がけてきた仕事について、誇りのようなものが持てるようになりました。
それから、今回この報告書を編集するにあたり、ホームページを作成していただいて以来、先のハロウィンイベントでもお世話になっている、
今井広告研究所の今井社長さまにも、記事作成の段階からご同席いただき、このような立派な報告書にすることができました。
考えれば2年前、先生とお会いして、今井さんとお会いして、新しいものが始まったような気がします。
お二人は、2年前 リーマンショックと震災の影響を受け、誇りを失い、途方にくれていた我々に 何者かが使わせてくれた、救世主のような存在でありました。
「危機の機は、機会の機。」と、どなかが仰っておられましたが、
このような“出会い”は、我々にとっての、危機の中から得ることのできた 機会であると考えます。
そして、まさしくここから、新しい機会、チャンスを掴んで行きたいと、思っております。
また、この報告書は、近畿経済産業局のホームページに、後ほど掲載していただく手はずになっております。
そのあかつきには、ぜひとも皆さま方にも見ていただきたいと思います。