現代語大東亜会議演説集 日本国代表東條英機内閣総理大臣による代表演説④ | 日本を語るブログ
2013-10-21 07:00:35

現代語大東亜会議演説集 日本国代表東條英機内閣総理大臣による代表演説④

テーマ:大東亜会議
(前回から引き続き)
以前から大東亜には優秀な文化が存在しています。特に大東亜の精神文化は、最も崇高なものであります。今後、これを生かして、広く世界に知らしめることは、物質文明の行き詰まりを打開し、人類全般の福祉に寄与するであろうと信じています。このような文化を有する各国は、相互にその光り輝く伝統を尊重すると共に、各民族の創造性を伸ばし、大東亜の文化を高揚せねばならないと考えております。
さらに大東亜の各国は、国民生活の向上、国力の充実を図る為、互恵の下に緊密な経済提携を行い、協力して大東亜の繁栄を増進すべきものと信じております。大東亜は米英の長きに渡る搾取の対象となってきたのでありますが、今後は経済的にも自主独立、互いに助け合って、その繁栄を実現しなければならないと思います。
こうして建設しなければならない大東亜の新秩序は、排他的なものではなく、広く世界各国との間に、政治的にも経済的にも、文化的にも積極的に協力し、世界の進歩に貢献すべきであります。口で自由平等を唱えつつ、他国家・他民族に対し抑圧と差別意識をもって臨み、門戸開放をしつつ、自らは広大なる土地と資源を分断し、他の生存を脅かし、世界全般の進歩を阻害してきた米英従来のやり方とは全く異なるものであります。
道義に基づく大東亜の新建設は、現に戦争の真っ只中にあって着々と実現を見つつあるのであります。その一方で、米英のインドに対するやり方はいかがなものでしょうか。いまや英国による弾圧は、日に日に厳しくなり、最近では米国の野望も加わり、彼らとインド民衆との対立は激化し、インド4億の民衆は想像を絶する苦悩をしているのであります。特に最近、これによって起こった空前の飢饉は、米英も認めるところであります。
こうしてインドにおきましては、志ある者はすぐ牢獄に投じられ、無辜の民衆はすべて飢えに泣いているのであります。これはまさに世界の悲劇であり、人類共同の痛恨であり、義憤に燃える我々大東亜民族は、断じて放置することはできないのであります。先般、スバス・チャンドラ・ボース氏の喚起に呼応して内外のインド人は立ち上がり、ここにインド仮政府の樹立を見て、インド独立の基礎は整ったのであります。よって帝国はインド独立のため、出来る限りの支援をすることを内外に表明したのであります。大東亜の諸国家も同じくインド独立のため、心からの協力を寄せられると確信しております。
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