■Match of the year List
1位:スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(プレイヤー・ウノ&ストゥピファイド) (ch) vs. フューチャー・ショック(アダム・コール&カイル・オライリー) vs.ヤング・バックス(ニック&マット・ジャクソン) PWG世界タッグ王座3WAYラダーマッチ (Threemendous III 7/21)
2位:スーパー・ドラゴン&ケビン・スティーン&戸澤陽 vs. エル・ジェネリコ&吉野正人&PAC (Kurt Rusellreunion III 1/29)
3位:ヤング・バックス(ch) vs. スーパー・スマッシュ・ブラザーズ PWGタッグ王座戦 (Death to all but Metal 5/25)
次点
DDT4 4/21
・スーパー・スマッシュ・ブラザーズ vs. ヤング・バックス DDT4トーナメント1回戦
・フューチャー・ショックvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ DDT4トーナメント準決勝
Threemendous III 7/21
・Bボーイ vs.ドレイク・ヤンガー
Battle of Los Angeles Night1&2 9/1&9/2
・デイビー・リチャーズ vs. マイケル・エルガン BoLAトーナメント1回戦
・アダム・コールvs.マイケル・エルガン BoLAトーナメント決勝
■Show of the year List
1位:Threemendous III
2位:Battle of Los Angeles(両日込で評価)
3位:Death to all but Metal
大会数は少ないものの、全大会が水準以上で必見という異常なクオリティを誇った2012年。アメリカインディー界全体が、WWEへの人材流出に悩む中、スティーンがPWGにとどまらず、アメリカインディーを制圧する勢いを誇りましたが、ウィリー・マック、ブライアン・ケイジなどの次世代を担うレスラーが着々とトップに食い込まんとする活躍。米インディ市場の中でもかなり安定しています。
BoLAとDDT4とでそれぞれシングル、タッグのトーナメントがあるので、次世代のスターを定めやすいというのも大きいかもしれません。
この団体最大の強みは、他が真似できないようなサプライズを仕掛けてくること。今年一年通しても、大きなサプライズに魅せられ、来年ど頭、DDT4からも大きなサプライズを用意しているわけですが(出場8組、計16人中11人がどこかしらの団体のシングルorタッグ王者)、このフットワークの軽さというか、思い切ったことをできるのがPWG最大の魅力。
アダム・コールが新王者になり、最初の大会はタッグトーナメントなので、その次の大会から王者として本格始動、どんな王座政権を築いてくれるだろうか期待値は高いです。
ドラゴンゲートとの緩やかな交流も一応続いているようで、来年もUSA大会とうまく被れば、ドラゲーの選手がPWGのリングに上がることもあるでしょう。個人的にはスティーンと戸澤のナイトメア・バイオレンス・コネクションを復活させてほしい。。。あくまで妄言ですけどね。