軸がブレないって、実はゆらゆらの方がいい?! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

「軸がぶれない強さってどういう感じ?!」

以前のブログで、
それを太平洋横断をした小型ヨットにたとえました。

軸がぶれない本当の強さって、
何があっても動じないガシっとした固さではないと思うんです。

波に揺れているけれど、
波と一体になって風をたくわえ、あるいは風を受け流しながら
行きたい方へ進んでいく、あのヨットのイメージです。



体の軸も同じです。

体の軸がぶれないのがいい、というけれど、
実は、ゆらゆら揺れている方が強いんです。

「揺れてて、強い…?!」

そうなんです。ゆらゆら揺れていることが大事なんです。

グラグラ揺れているってのは、ちょっと「?」ですが^ ^;


からだってじっとしていてもけっこう動いているんですよね。

私たちは呼吸をしているときって、
胸やお腹が膨らんだりしぼんだりしていますよね。

それに合わせて、微妙に軸もゆれているのが
からだにとっては自然なことです。



よく注意して感じてみると、
呼吸に合わせて、からだ全体に呼吸の動きが影響しています。
胸やお腹だけでなく背中も膨らみます。

からだの中はさまざまな筋肉や
いろいろな組織でつながっていますからね。


今日はどこかでゆっくりしたときに
いつもより繊細に体の中を感じてみると、
なにか面白い発見があるかも^ ^/


毎日が発見の喜びに!
気づきとアウェアネスの技術
覚技ワークス主宰★新海正彦