トレード | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

トレード

レッドソックスのトレードにはビックリしました。


主力としてはもちろん、チームの年俸上位3人を放出しました。
ダイナミックと言うか、日本では中々お見受けできないトレードです。


今年のボストンは監督がボビーに代わって、チームの内紛が多々
とりあげられてきました。


主力選手対監督の構図です。


放出された選手も反ボビー派のようで、
オーナーに訴えた選手もいたようです。


その結果、チームは監督を選びました。


もともとボストンは自由な雰囲気のチームだったんでしょう。

だいたいに腰痛を理由で登板しなかった投手が、翌日ゴルフをするなんて
少し理解出来ない行為です。


昨年はロッカーで試合中にアルコールを飲んでいた選手もいたとも
報道されていました。

強ければ何でもありと言う雰囲気がチーム内にあるのかもしれません。


ただボビーも黙って見過ごすタイプでもありませんから、

こういう流れになるのはある程度わかっていたはずです。


だとすればチーム幹部は、チームの建て直しを考えているのでしょう。
今思えば、それを最初から考えた上での監督の選択だったかもしれません。


しかも生え抜きで人気のあるペドロイア選手等はしっかりと残しています。

彼も監督には抗議をした選手の一人ですから。


ボストンは日本球団で言うと阪神に例えられます。

その阪神も今がチームの過度期であることも事実です。

今こそ思い切った来季を見据えた戦いをしても良いと思います。


監督の後ろ盾が出来るのは、球団幹部です。