白血病労災認定された最低の被ばく線量は5.2ミリシーベルト!共産高橋千鶴子議員に細川厚労相答弁 | 男も女もすなる日記といふものを、オカマもしてみむとてするなり

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現在は原発事故に関連した記事が多いですが、どの記事にも自分なりの物の見方・考え方を書くようにしています。

  厚労省の労災基準、胃・食道・結腸がんで累積100mSv。白血病5mSv/yを忘れるな!で取り上げたのは、労災認定基準である。
  今回のエントリーでは、その基準下で実際に労災認定された白血病患者のうち、一番低い被ばく線量が5.2mSvだったということ。
  5mSv×働いた年数以上の被ばく量で認定されるから、同じ5.2mSvでも、2年働いて被ばくしたなら認定されない。

平成23年5月31日の衆議院、東日本大震災復興特別委員会、日本共産党高橋千鶴子議員の質疑動画
該当質疑部分は23:34~24:36

衆議院会議録
直接個々の会議録にはいけないようなので、上記リンク先から
一段目右【特別委員会】の●東日本大震災復興特別委員会→第177回の号数一覧の中の平成23年5月31日第6号

質問の順番は高橋委員までは階→田中→中川→西村→大島→斉藤→高橋千鶴子の各委員。更に阿部、浅尾委員と続く。
該当質疑は高橋委員の質疑の後ろの方である。

photo:01



  画像が見にくいので、細川厚労相の答弁部分を転記する。
「原子力発電所での業務に従事いたしました労働者の放射線被曝に関する労災認定事案は、昭和五十一年度以降で十件でございます。そのうち、一番高い被曝線量は百二十九・八ミリシーベルト、一番低い被曝線量は五・二ミリシーベルトであり、いずれも疾病名は白血病でございます」

  5mSv被ばくしたら必ず白血病になる訳ではない。しかし白血病労災認定基準の5mSv/yは一定の合理性の下に定められているはずだ。
  また「累積5.2mSv被ばくしてその瞬間に白血病になった」という訳でないだろう。

  国会答弁知らなかったことは反省。
  出席してる議員らは知っている。居眠りしてなきゃ。分かってて避難させない。それどころか、リスク・コミュニケーションが大事などと言いながら知らせないことに怒りを感じます。