治法: 「清熱利咽」
風熱証には「去風清熱」をはかります。
実熱証には「清熱寫火解毒」をはかります。
虚熱証には「滋陰降火」をはかります。
治療穴(ツボ): 「少商」 「合谷」
・風熱証には 「大椎」 「風池」 「曲池」 を加えます。
・実熱証には 「尺沢」 「内庭」 「関衝 を加えます。
・虚熱証には 「復溜」 「照海」 を配穴し、「少商」は用いない。
咽喉腫痛(のどの痛み)は、すべて熱証に属します。
そのため辛い食物、酒タバコ等を控え、局所の刺激を
減少させ、同時に排便をスムーズに保っておくことが大切です。
実熱証による咽喉腫痛の治療は、早期に行うと比較的早い
治癒が望めます。
虚損性のものは、治療効果が遅く、治療を継続して行うことが
重要です。
参考図書「針灸学・臨床篇」日中共同編集
ではまた。。。