昨日は日曜日、「娘サンデ―」でございました。
みなさま恐縮ですが、今回は親バカ日記にお付き合いくださいませm(_ _ )m。
ご存じのかたも多いのですが、
娘は重度の知的障害を担う自閉症です。
なかなかゆかいなことをしてくれる、面白い子ですが、
ここ一か月ほど、かなり不安定な状態が続いておりました。
こういう時には、本人が一番苦しいのです。
ですが、自分でその苦しみからどうやったら逃れられるのかが
わからないのだと思います。
でも、「わからない」からと断定して、親はあきらめているわけではありません。
自分の心の中に”不快”があって苦しく辛いとき…、
何かほかのことで、気を紛らわせること。
人とのかかわりの中で、自分の苦しみを伝えるための、
なんらかの方法を得て回避すること。
私たちには、わりと簡単(というと語弊があるかもですが)にできることが、
彼女たちには、大変難しいことのようです。
母親として、その様子を見るたびに心が痛みます。
どうにかしてあげたいと、これまでもずいぶんいろんな方法を試してきました。
パニックが頻繁に起こるとき。
自傷行為が止まらないとき。
身体や心に良くない”こだわり”を、どうにも止められないとき。
自閉症児の親は、自分の無力さを痛感します。
しかし、親が無力感に襲われてもそうでなくても、
今のような不安定な時期は必ずあります。
その苦痛を何とか和らげたいと、あれやこれやとその原因を探りつつ、
毎日の彼女の発信(表情、行動、言葉)を、いつも以上にキャッチしようと
必死になります。
そして、何が原因かわからなくても、
あの手この手で彼女の気持ちを明るい方向へと、
一筋の光を見つけるために、一緒に歩いて行きます。
その道を歩いてはつまずき、転んでは起き上がる日々の連続です。
でも、時々パ~ッとあたたかな光に出会うこともあります。
それは、娘を理解しようと寄り添ってくれる、仲間たちの存在。
娘のクラスメイトだったり、
ずっと年下のちっちゃな生徒さんだったり、
私のお友達だったり…。
”わかっている”のではなく、
その子を知ろうとし、”わかろう”としてくれる人の言葉や気持ちというものは、
当事者やその親には、ビビッと心に響くものがあります。
そして、無条件に涙が出てくるのです。
私は、自分のことではめったに泣きません。
娘の事や、生徒さんのこと、お友達のことでは、なぜか泣けるのです。
娘を心から”わかろう”、”知ろう”としてくださる、
私の周りの方々の存在は、私たちにとっての”希望”であり、
顔をあげて前に進む、”勇気”を与えてくれる貴重な存在なのです。
私たちを支えてくださるすべての方に、心からの感謝を申し上げます。
本当に、ありがとうございます。
おかげさまで、少し状態が上向いて来ました。
娘の、笑顔が少し戻ってきました。
親は、この笑顔がないとたぶん生きていけない生き物なのでしょうね。
”こういう時期も決して無駄ではない”と言うのは簡単ですが、
水面下でもがいている時には、なかなか信じられないものでございます。
でも、きっとこの子も成長しているはずだし、これからもきっと
少しずついい方向に進んで行くと、希望は捨てずに、
共に歩んで参りたいと思っております。
↑ババの手作りの、”サッカー生地の和風パジャマ”を着て「静養中」。
↑ 「もうすぐ”ハロウィン”だからね~」という母の、
”よくわからない、やらせ”にも作り笑顔をしてくれる、娘です(´∀`)
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