崖っぷち犬リンリン その後 | しろくろ&しましま+3

崖っぷち犬リンリン その後

徳島市加茂名町庄山の眉山斜面からの救出劇で有名になった

「崖(がけ)っぷち犬」の雌犬・リンリンが、

つるぎ町内の里親の手を離れ、

人に懐く訓練を受けていた県動物愛護管理センター(神山町)で飼育されている。

里親の体調不良などが理由。

本来は殺処分の対象だが、センターは「リンリンの存在を通じ、

年間数千匹の犬猫が殺処分されている現状を考えてほしい」として処分しない方針だ。

リンリンが眉山斜面の擁壁で動けなくなっているところを救出されたのは二〇〇六年十一月。

センターで過ごした後、〇七年一月に抽選で、

つるぎ町内の里親に引き取られた。

しかし、うまく懐かず、

〇七年十一月と今年四月の二度にわたって“家出”。

五月からセンターで人に懐く訓練を受けていたが、

里親が体調を崩して引き取ることが難しくなり、センターで飼うことにした。


センターの職員とリンリン。


ニュースソースは徳島新聞。


分かりやすく、ぶっちゃけた言葉で言うと・・・


有名な犬だから貰ってはみたものの、

やっぱり飼えないので、

病気を言い訳にして、捨てちゃいま~す。

当初から明らかにデタラメだった希望者に、

譲渡してしまったセンターは、

今さら処分したら、

何言われるかわかんねーし、

有名な犬だから、宣伝になるし、

特別に置いときま~す。


ってことですね~♪(≧▽≦)


和姫『なんじゃそりゃ・・・』


助けられた時は、良かったなぁ~というお話でしたが、

その後は胸クソの悪い話ばかりが出てくるので、

拙ブログでは、触れずにいました。


んがっ・・・もう限界。晒します。



『崖っぷち犬リンリン-顛末おさらい』


2006年11月17日。

一匹のワンコが、徳島市の眉山山麓の高さ70mの崖にて、

身動きの取れなくなった状態でいた。


2006年11月20日。

ワンコの救出劇が始まる。

連日のテレビ中継はここから。

ワンコはこの頃から崖っぷち犬と呼ばれる。


2006年11月22日

『他に伝えるニュースがあるだろっ!』

と非難をされながらも、報道は続き、

遂にワンコは無事に保護された。

徳島県動物愛護管理センターにて預かりの身となる。


全国から、

『あの犬を飼いたい。』との引き取り希望が殺到。

8割が県外の人間からだった。

県外にも愛護センターはあるだろうに・・・


2007年1月28日

他の動物達が、次々に処分される中、

引き取り希望が多く、命を繋いだ崖っぷち犬は、

徳島県動物愛護センターにて、譲渡会開催。

日曜日にも関わらず、

実際に譲渡会に現れたのは、たったの11組であった。

『あの犬は他の犬とは違う!』

と堂々とのたまう希望者達に、

くじ引きの賞品と化された崖っぷち犬は、

つるぎ町の主婦、馬木カズ子サン(66)の元へもらわれることとなった。

ちなみにハズレくじを引いた10組は、他の犬には見向きもしなかった。

他の犬とは違うからだろう。



テレビで観ていた犬が、家族の一員となって嬉しい。』

と語る馬木サン。


崖っぷち犬はリンリンと名付けられ近所の人気者となる。

連日報道陣が訪れ、映像でもその姿が放映される。

初日から木にくくりっ放し、水すら与えられず・・・

犬小屋を購入していなかったそうだが・・・

曰く『当たるとは思わなかった。』らしい・・・

首輪がユルユル、あれでは逃げるんじゃないか・・・

真冬の二月に、小屋に毛布すら無し・・・

『餌を食べないんですよ~』と言っていたそばから、

TVのレポーターが手で与えるとあっさりと食べた・・・

視聴者の多くは数々の?????を抱くこととなる・・・


連日の報道をサクサク受ける。

リンリンが落ち着くまでに、と守る気配無し・・・

後日、これにはキナ臭い裏のあったことが判明・・・

(これはさすがに書けんが・・・)


2007年2月12日

同じセンターに保護されていた、リンリンの姉妹ではないか、

とみられていたワンコにも飼主が決まる。

この顛末で唯一の明るい話題。

『絶対に幸せにするからね~』

ギューっと抱きしめるこの写真は微笑ましかったです。

幸(ゆき)チャンと名付けられました。

二匹の先住ワンコと仲良く暮らしているそうです。


センターの担当医師、城万理サンのコメント。

安心して任せられる飼主に出会えてほっとした。』

ちなみに、同じ城万理サンのリンリンの時のコメントは、

『ゆっくりと信頼関係を築いて欲しい・・・』であった。


2007年3月

報道熱・・・急速に終息。

やっと、リンリンに幸せな日々が訪れると期待された。


2007年11月

リンリン、一度目の脱走。




2008年4月18日

リンリン、散歩中に首輪が外れて二度目の脱走。

近所をうろつく姿を何度も目撃される。


2008年5月12日

リンリン捕獲。

また徳島県動物愛護管理センターの保護下に。


馬木サンは、

家族だからいないと寂しい。近い内に迎えに行く。』

とコメント・・・

ちなみにそのコメントが6月16日・・・

こりゃもう迎えに行く気無いな・・・って感じがモロ伝わった。


トップの記事へと続く。

馬木サン、体調不良の為、センターに預けっ放しにすることに決定。

ちなみに、馬木サンは一人暮らしというわけではない

息子夫婦と孫が同居している。

リンリンの味方はいなかったようだ。



大吉『悪意と敵意に満ちた記事だニャ・・・』


そーだよ。( ̄^ ̄)


法的に罰せられる問題ではない。


そういう民間人を晒すのはどうか、と思われるやろね。


でも、むかつくもん。( ̄^ ̄)


リンリン・・・

きっと人間なんか大嫌いなんだろうな・・・(´_`。)



カーチャンからも言わせて下さい。


センター側に問題有り!

譲渡相手を完全に間違えた!!


センターが引取って、

『動物を飼うときは、命と社会に対する責任感を持つことの大切さも訴えたい。』

とコメントしてましたね。


最初の時点で、野犬譲渡なんだから、

よほどの犬好きで経験がある人限定だと思っていたら、

犬の飼養経験の無い人まで加えて抽選って、

もう既に『命と社会に対する責任感』ってものが無い気がしますけど・・・

そこは、抽選じゃなくて、

書類選考や飼育環境を審査して選ぶべきでしょう。


相手は人間を信用していない野犬、

あんな短い訓練期間で、

経験の無い人に、信頼関係が直に築けると思いますか?

家庭犬でも躾は難しいのに。


しかも、この飼主、やって来た初日に、

『もっと懐くと思ったのにって』って言ってました。

初日にして、さじ投げ気味ですよ。

はっきり言って舐めきってます!


センターは不適切な人だとわからなかったのでしょうか?

そんな訳ないでしょう~、

譲渡経験も豊富、動物の生態に関する知識も豊富な、

動物愛護センターという名の下にいるプロなんですから。


外で飼うな、とは言わないけど、

家族の一員て言うんだったら、

日よけも無い炎天下の外に、短い紐で繋ぎぱなしはないでしょう。

外に繋いでいても、野犬は番犬にはなりませんよ。

(信頼している相手しか守りませんから!)


あるブログで、飼主はきっと良い人だ、

そのまま捨てる事も出来たのにちゃんとセンターへ相談したって書いてあったけど、

カーチャンの考えはちょっと違う。

飼主は、世間の注目を浴び一躍時の人となり、

優越感と満足感を満喫したが、

いつまでも懐かず、躾は出来ず、更に2回の脱走までされ、

手放したくても世間の目があり、どうしようかと2年が経過、

体調不良により口実ができ、

センターへ泣きついたって思っています。


犬は誰がボスなのか、ちゃんと良く見てます。

この犬バカなんですよって言う飼主さん。

バカなのは犬じゃなくて、

ボスになれない飼主のあなたの方なんですよ!!



最後にこのおばはんに一言!

二度と動物を飼わないで下さい!!



ランキング参加中~

応援よろしくお願いします。m(_ _*)m

にほんブログ村 猫ブログ 猫 多頭飼いへ