in トーキョーnow.です。


昨日は仙台にいました。
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牛タンを食べに行ったワケじゃありません。
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仙台っ子ラーメンを食べに行ったワケでも
ありません。
(仙台の美味しいもん食べたからヨシ!)



今年は仙台開催となった
12球団合同トライアウトに参加して来ました。
日本のプロ野球へのチャンスは一年でも
ここだけ。
今年は高陽ワンダーズの許可を頂き参戦と
なりました。

例年通り、4人の打者とカウント1-1
からの対戦でした。投手有利ですね。
個人的には球種が多いのでもっと投げたい
所ですがルールはルール。
その中で投げるボールを考えて臨みました。


古木選手 チェンジアップで空三振
桜井選手 3-2からスライダーで左フライ
中村選手 内直球でセカンドゴロE
仲澤選手 2シームでセカンドゴロ

でした。

結果的には抑えてますがアピールとしては
微妙な結果ですね。

古木選手は身体がキレてました。
守備でも反応良く、弾いた後の処理も
早かった。彼との対戦はインコースの
直球でファールを打たせた後
チェンジアップを振らせて空三振。
反応の良さが僕にとって有利に働きました。

桜井選手は初級、二球目とファール狙いの
インハイ2シームを上手く見極めら
カウントメイクされて、フルカウントに。
結果的にスライダーを投げさせられて
しまった感じ。
トライアウトで四球は勿体無いので
甘めのスライダーを選択しましたが
2シームの残像が残っていた分
彼の打ち損じでレフトフライ。
1-1と言う有利な状況にも関わらず、
カウントを有利にした彼の読みはさすが。
良い打者の条件です。

中村選手には初球、ファール狙いの
インコースのストレートをセカンドゴロ
送球がワンバウンドとなり出塁。
桜井選手を三振に取れなかった力みが
出ました。力勝ちしてゴロに取ってるけど
ファールで追い込んで…三振、
と言う作戦は失敗でした。
中村選手の思い切りの良さを感じました。
また対戦したいと感じる打席でした。

仲澤選手。中日時代は打撃投手の僕の
ボールを毎日打っていた彼。
若い後輩と思っていたけど彼も30だと。
年を取るわけだね。感慨深い対戦でした。
彼の得意なゾーンは分かっていましたが
それは「ピッチング」としては有効な
材料ですが「アピール」には足りない。
なので、自分のボールを投げました。
カーブでファールを取った後、
真ん中低めに沈む2シームでセカンドゴロ。
少し引っ掛けたコントロールミスです。
もう少しインコースよりに沈めれば
空振りが取れたはず。

強い2シームでの空振りは強烈な
インパクトがあるんですよ。
しかし、それが今回は出来なかった。

それが僕の率直な感想です。




やはり三振を一つでも多く取らないと
インパクトに欠けますな。
日本のこのトライアウトの場合、
綺麗に「ビッチング」をしても不足です。
スカウトにおっ!?と思わせて初めて
キャンプに参加し現場にジックリ見て
もらう。
そのキッカケにしか過ぎないからです。
僕は書類上のキャリアが日本の野球関係者
にとっては薄いです。
なので、現場に見てもらえるのが一番
良いアピールチャンスなんですが
そこに行くまでも容易にはいきません。

現場(監督、コーチ)が見るトライアウト
とスカウトが見るトライアウト。
プレゼンの仕方も変えなくてはと、
今回も資料を作って持参しました。
(見てくれてるかなぁ…?)

終了後には高陽の金星根監督からも
電話を頂き
「良いボール投げとったなぁ」と。

てか、金さん来られてたんや!?
スタンドの一番前で見てたらしいけど
何にも聞いてなくて挨拶もせずに球場を
去ってしまいました(^_^;)



ロッテに同期入団の渡辺正人、中日時代、
四国IL時代、PL学園高校など後輩達とも
久しぶりの再会。
台湾人の蕭くんや兄弟象でプレーしている
時に僕の住んでたアパートに住んでた
と言うゴンザレスとも会ったり
野球を通じて友人も出来ました。


沢山の刺激を貰えた一日でした。

感謝。



スタンドからも声援を頂きありがとう
ございました。トライアウトと言うものに
観客がいる事が不思議な感じで…
声援にお応えする事が出来ずに申し訳
なかったんですがとても嬉しかったです。


オフシーズンも変わらず応援し、
支えてくださるサポーター、
コビーズクルー(笑)の仲間、
ありがとうございました。





またここからスタートだぜ!







o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」