昔は一生徒でしかなかった私が、先生と呼んでいただくようになって
早いもので23年の月日が経ちました。
若い時の自分の指導を思い出しては、
まだまだ未熟だったなぁ~と一人赤面してみたり、
あの頃は今よりパワフルだったよね、とたそがれてみたり。(^_^;)
(おや…?今だって元気余っているじゃないって、どなたかおっしゃいました?)
私などはまだまだ指導者として未熟ですが、
それでも、生徒さんの心と音色に真剣に向き合ってきたつもりです。
振り返ると、いろんなことがありました。
たくさんの生徒さんを見てきた中で、
貴重な経験や勉強をさせてもらえたことに深く感謝しております。
嬉しい時も、悲しい時も、
いつも音楽が心の支えになれるよう…!
音楽講師として、生徒さんたちに指導させていただく者として、
いつも忘れてはならないことがあるなと感じています。
それは、”相手の立場に立って物事を考える”ということです。
人は機械ではありませんから、
だれにでも同じ指導法や言葉かけ、または同じ心配りで
レッスンすれば良いというものではありません。
”こびへつらう”という意味でなく、
常に相手の気持ちを大事に考えて、
演奏技術を含め、適切な指導をしていく。
それが私たち講師の仕事であり、
大事な使命ではないかと思うのです。
こう言われたら、やる気が出るだろうな~とか、
いやいや、ここであえて叱った方がこの子のためにはいいかも、とか。
ケースバイケース、臨機応変に対応しようと心掛けています。
自分の都合とか、上から目線で一歩的に意見を押し付けることは
したくないなぁと思うのです。
人は皆、顔も違うし性格も違う。
秘めている可能性も、みんなそれぞれに。
本人だって、お母さんお父さんだって、もちろん指導者だって、
その生徒さんが、これからどういう風に伸びて行くかわかりません。
だからこそ、判で押したような指導はせず、
その都度柔軟に対応し、その生徒さんの可能性を広げてあげたいです。
そのためには、自分自身も常に磨いていかなければならないと
強く感じます。
一日は有限。
誰にも等しく24時間。
ひとっときも無駄に…過ごすことはできないかも知れないけれど、
自分にできうる限りの努力を怠らないように、
自分自身を律していかなければ、と背筋を伸ばしているところです。
そう…! もうすぐ春です♪
新しい出会いの季節。
生徒さんとの、
「はじめまして」のご挨拶を、
いつだって笑顔でかわせるように。
元気で前向きな先生でありたいと思います。
最近、体験レッスンのお問い合わせが入って参りました。
とっても嬉しいです♪
梅の小枝で鶯が♪春が来たよと歌います♪
ほほほけきょ、ほーほけきょ♪
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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