秋ですね。
日に日に木々の葉が色づき始めました。
今回は、咽喉腫痛(のどの痛み)について勉強したいと
思います。
咽喉腫痛は咽喉痛を主症とします。
発熱、頭痛、咳きなどの症状をよく伴い、
ひどい場合には嚥下困難がおこります。
咽喉部の腫れが、蚕の蛾に似ていることから
東洋医学では 「喉蛾」 「乳蛾」 「喉痺」 といいます。
本病症は、風熱犯肺、肺胃鬱熱によりおこることが多く、
陰精虚損、虚火上炎によっても発症します。
治療では、清熱利咽を治法とし、滋陰降火の治法も
加えることがあります。
次回は、咽喉腫痛の3タイプ・・・「風熱」によるもの、
「実熱」によるもの、「虚熱」によるものについて
みてゆきたいと思います。
ではまた。。。