スーパースマッシュブラザーズ×ジェントルマンクラブ。OPマッチとしてSSBのポージングやダイヴなどで盛り立てる一方、グラッグのサブミッションでの追い込みとマニングのカウンターでスピード感をつけ走り抜けた印象。良い試合です。☆3.25
ロウキー×エル・ジェネリコ。ジェネリコがロウキーの格闘スタイルに合わせながら打撃とサブミッションの世界に身を置いていくのが見どころですね。ロウキーが下、ジェネリコが上でグラウンドと打撃の入れ替えや突発的なサブミッションが高揚感を持たせます。フィニッシュも戦慄性抜群。好勝負。☆4
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ジェネリコが一味違う絡みでしたね。猪木×アリ的な上下の体勢から、ロウキーが逃げの蹴り上げ。クイックで体の入れ替えから打撃連打で緊張感を生み出します。ジェネリコも後半のダイブから得意の串刺しフロントハイキックでトップスピードへ。ロウキーが一瞬のコンタクトからのサブミッションで意図的なブレーキング、さらにまた打撃でスタートと高揚感を生み出します。最後のロウキーのフットスタンプはジェネリコの背中をエグる如くの打ち抜く戦慄の決着でした。注文は決着への流れにもうワンクッションが欲しかったですね。好勝負です。☆4
フィンレー×サミ・キャリハン。去年のリマッチが実現。ファーストコンタクトの離れ際のサミの張り手、フィンレーの頭突きで一気に引き込みます。このときサミが流血したこともあり緊張感ある闘いの世界に。サミの執念の脚殺しとフィンレーの熟練さが輝った決着のサブミッション。濃厚な好勝負。☆4.25
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2011年のリマッチです。前回はフィンレーの圧倒的な力の前にサミが食らいつくことでエネルギッシュさを放出しまいしたが、今回はサミが張り手で最初に噛みつき、すぐさまフィンレーが頭突きでサミを流血に追い込みます。序盤の掴みは抜群ですね。フィンレーの優位は変わりませんが、サミはガムシャラな暴走ファイトではなく、しっかりと間を取っての打撃や執拗に脚を狙い切り崩しに行く様のより、一進一退の立場へと向かっていきます。
クライマックスはサミがストレッチマフラーで追い込み金星なるかという場面でフィンレーがサミの脚を下から払っての腕ひしぎでエンド。老練たるテクニカルさが輝った素晴らしい決着。見事に好勝負です。☆4.25
総評。セミとメインが好勝負となり、EVOLVEという団体色の中ではドンピシャな大会となりました。ジェネリコの格闘技系のコンタクトやサミの冷静さを感じる脚殺しなど新鮮さが見どころな大会です。☆3.75
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