日本シリーズ、1、2戦、連敗でした。

初戦の先発は、吉川でした。
今年の吉川は、いくつもの課題を急激なペースでクリアしてきました。
シーズン終盤でも、優勝争いでの登板やCS初戦先発のプレッシャーなど、次々と暑い壁を突破してきました。
しかし、日本シリーズの壁には、思い切り跳ね返されてしまいました。
立ち上がりから、吉川らしさを一度も見せず、降板しました。
ビッグゲームでは、注意を払う項目がどうしても増えてしまいます。
そのどれもに集中しようとすると、逆に集中力が散漫になってしまいます。
そういうことがマウンドで起こると、本来、自動操縦のはずの投球フォームもあれこれ考えてぎこちない動きになってしまいます。(自分を見失った状態)
そうならないために、チームの戦略と自分のやるべき事をシンプルにまとめて頭に入れておかなかればなりません。(まわりのおせっかいなアドバイスは遮断)
チームにとって痛い敗戦だったが、吉川は、多くの事を学んだゲームでした。


2戦目の武田勝、ナイスピッチングでした。
さすがエースです。
自分のやるべき事を、しっかりマウンドで出してくれました。(速い球は大胆に、遅い球は低く)
勝には失礼だが、この1年で、プロフェッショナルになったなと思いました。
投球の技術はもちろん、コンディションの整え方やマウンドでの精神のコントロール、全てがひとまわり大きくなりました。
今回は、相手投手のがんばりで負けてしまったが、見事なピッチングでした。

リリーバーは、打たれた人もいるが、状態はよかったと思います。
矢貫、森内は日本シリーズ初登板だったと思うが、興奮状態の中、それぞれ自分の投球ができていました。
モルケン、宮西は、失点したが、強い球を投げていました。
次からは、大丈夫だと思います。
そして、石井ちゃん、増井、久の3人は、好調キープです。

火曜日からは、本拠地札幌ドームでのゲームです。
2連敗で帰ってきたけど、実力の差はないと思います。
いつも通りのプレーをすれば、不思議な力(ファンの声援)と少しの幸運で勝てるはずです。
応援、よろしくおねがいします。

ほな、また。

天皇賞、当たった!(おさえの3連複)
しかし、勝負の3連単がはずれ、ちょい負けやった。(へたくそ)