高島秋帆が日本初の洋式調練を実施した徳丸原は現在の板橋区になる。それだけに銃砲史に関する展示には気合いが入っている。なにせ玄関前に青銅砲が三門もあるくらいだ。
12ポンド加農は砲身だけで重量1トンを超える。幕末当時の日本の道路事情を考えると野戦での運用は困難だ。無理矢理ひっぱり出した事例もあるが、守城砲や海岸砲として固定的に運用するのが向いているだろう。
現在、企画展「高島平蘭学事始」を開催中。区立と侮るなかれ、驚くほど充実した展示だった。過去の企画展でも銃砲史を何度も扱っていて、それらの図録を大人買いしてしまったほどだ。
詳しくは公式サイトで。
http://www.k5.dion.ne.jp/~kyoudo/
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