本拠地札幌ドームでの3戦、2勝1敗でした。

シリーズ第3戦目の先発は、ウルフでした。
立ち上がりから自分のペースで、力む事なくしっかり投げていました。
味方がうまい具合に得点を重ねてくれたこともあるが、ウルフの成長もあると思います。
以前は、うまくいかないくせに力でねじ伏せようとするタイプの投手だったが、リラックスして投げることを覚え、今はすっかり安定感のある投手にかわりました。

4戦目は、中村勝が投げました。
「自分の好きなように投げてきなはれ!」
わしのこのアドバイスがきいたとは思えないが、人生初体験のビッグゲームですばらしい投球を見せてくれました。
立ち上がりは少しかたかったが、2回以降は、好き放題、暴れていたように見えました。
マウンドでの精神状態が、よかったんでしょう。(いわゆる、ゾーンってやつに入った)
これをきっかけに、もっともっと大きくなってほしいです。

5戦目は、中4日で吉川が投げました。
登板間隔をつめた影響はなく、調子はよかったと思います。
ただ、相手に徹底的に研究されていたように、感じました。
前回は、吉川自身の調子が悪かったので気づかなかったが、今回は、打者の反応や狙い球など、研究されたと思う場面がたくさんありました。
いい投手になればなるほどマークもきつくなるは当たり前、今シーズン、最後の最後に大きい壁にぶち当りました。
これをどうとらえるかは、吉川次第。(もっと大きくなるための、いいチャンスだと思う)

リリーバー、よくがんばりました。
宮西、石井、増井、久は、連投でナイスピッチングでした。
4戦目は、ものすごいプレッシャーのある延長戦を、しっかり、しかも、かっこよくおさえてくれました。
5戦目で登板した多田野、森内、モルケン、斎藤佑、悔しい内容の人もいたが、いい経験になったと思います。

さて、週末は、東京ドームでのゲームです。
今シーズンの最終決戦、気合いを入れてがんばります。

ほな、また。

金曜日の移動日、投手陣は休み、野手陣は、練習でした。
気分転換に休みたいと思う投手、ゲームに向けて練習したい野手、見事に2つにわかれました。(選手の意思で決めた)
投手と野手、思考回路の違いがわかる、おもしろい出来事でした。