iPS細胞臨床試験騒動で見えたテレビの本質 | e-子育て.comのスタッフブログ~子育て、教育のヒントをお届け~

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ブログの内容を実践して子ども2人が東大卒業しました。

せっかく山中教授がノーベル賞を受賞されたのに、iPS細胞を使った世界初の臨床試験をめぐっての虚偽騒動が目に余ります。

相変わらずテレビ報道がうるさく、ああ橋下大阪市長の扱いと同じだなと感じました。

裏を取らずに報道してしまった読売新聞と日テレ、共同通信には責任があります。

しかしながら、ハーバードが否定した時点で、論文や実験の信ぴょう性が大いに疑わしくなったわけで、世界初の確認はできなかったで幕引き、終了でいいはずです。

その後も本人を引っ張りだしてインタビューで嘘を追求する場面をテレビで流すことに意味があるのでしょうか。

もうニュースバリューはなくなったでいいではないですか。

話題になれば、その間は追いかけ続けるという今のテレビの本質が見えました。

視聴率という数字が全てなんでしょうね。

そうそう少し前の週刊誌にテレビ局関係者の座談会が乗っていて、政治家も誰それは数字を持っている、持っていないと語っていて、数字を持っている人を、何かにかこつけて画面に出すようにしていると。

橋下大阪市長がしばしば登場するのはそれで、彼は数字を持っているとのこと。

だからそのままでは数字が取れない民主党の話題でも、最後に大阪市長の反応はと言って、橋本市長の顔をだすようにしているそうな。

小泉進次郎議員の意見を聞くのも同じ目的。彼は数字を持っている数少ない政治家の一人。

誰が国民のためになる行動をしているかという視点ではなく、誰なら視聴率が下がらないかという観点でしか報道番組ですら、作っていない。

国民の生活が第一は数十人規模の政党なのに、めったに画面に登場しないのは、小沢一郎が数字を持っていない(どころか視聴率が下がる)からなのでしょうね。

ドラマも数字を持っているかどうかでキャスティングするから、アメリカのドラマのように脚本にマッチする役者が演じるスリリングな作品ができないのだな。

(余談ですがWOWOWで始まったキーファー・サザーランド主演のTOUCHはHEROESのティム・クリング制作なので、とても上質なドラマに仕上がっています)

このiPS細胞臨床試験虚偽疑惑の騒動、いつまで続くのでしょうね。

もうお腹いっぱいです!(羊)

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