人事 | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

人事

シーズンも終わりになった球団は人事が活発になってきました。


本当に強くすべきと動いている球団、フロントの政治的な思惑で

動いている球団、それは様々です。


まぁ後者であれば最悪でしょうね。

現場を観ずに、お上の表情だけを観ている。


いずれその球団は綻びが生じ、低迷するとは思います。

この意味は、それぞれの球団の担当記者さんであればわかるでしょうね。


さて今朝の報道では、オリックスが新監督決定、ロッテが
交代のようです。


そこで監督が代わって、選手が一番気になるのは、やはり自分に対しての評価です。

バリバリの主力であれば別ですが、ほとんどの選手は自分の起用
について一律の不安を抱くと思います。


これこそ生活権ですから。


これまで築いてきた首脳陣との関係もゼロからのスタートです。


しかも新監督が外部から来た場合は、自分の色を出す為に
新しい選手を使いたがる傾向にあります。

まさしく「00チルドレン」とか。


中堅選手や今年の成績が悪い選手、そしてこれまでの監督に好まれていた
選手には脅威でしょうね。(”好まれていた”には、色々な意味がありますが
基本、監督の戦術に適した選手)


逆にこれまで使ってもらえなかった選手にはチャンスです。

これまで理不尽に使ってもらえなかったなんてこともありますから。


まっさらな形で見てもらえます。
特にフェニックスLに行っている若手等には、自分をアピール出来る
良い機会になるでしょう。


最初が肝心です。


僕もよく聞かれることで、誰が一番良い監督だったと言う
質問があります。


これには実は答えが二つあって、

一つは客観的に見た場合。
もう一つは主観的な場合。


一つ言うとしたら、勿論
自分を使ってくれる監督が一番良い監督です。