良い姿勢とは楽な姿勢?① | 整体&パーソナルトレーニングで身体を根本から改善する!西新宿おくがわ整体院blog 新宿 西新宿 中野 渋谷

良い姿勢とは楽な姿勢?①

こんにちは、奥川です

お客様に「良い姿勢って何だと思いますか?」という質問をちょっと意地悪ですが
する事があります(;^_^A

まぁ、普通はまず答えられないと思います。
私もいきなりそんな質問をされるとビックリしますから・・・

わざとそんな質問する意味は「良い姿勢」の効用と言うか、なぜ良い姿勢を目指すのか?
というのをお客さまにはっきりと分かって欲しい時にするのですが

トレーナーでもそうかもしれませんが、なんで良い姿勢を目指すのか?って結構答えにくい質問ですし、理解は曖昧な場合が多いです。

なんで曖昧になっちゃうのかなぁ~と考えると、一般的な姿勢改善などを特集したmook本や週刊誌などには余り説明が書いて無いですし

または説明が一面的と言うか「姿勢が良いとヤセル」「姿勢が良いと楽チン」とかが多いからではないかと思われます。

分かりやすいのは良いのですが・・・ちょっと大雑把な説明だなぁ、と感じる本も時折見られます

当院にお越しになるお客さまの答えは整体院と言う事もあり、大体が「良い姿勢」=「楽な姿勢」とか「疲れにくい姿勢」と言った答えです。

でも「楽な姿勢」って実際は
$西新宿 おくがわ整体院blog-疲れを取る

こういった姿勢ですよね?めっちゃ楽そうじゃないですか!

疲れを取る時って
$西新宿 おくがわ整体院blog-楽な姿勢

こんな格好しますよね?って言うとお客さんは「そうよね~」と言います。

私がマスタートレーナー、セミナー講師をさせて頂いております
「(財)日本コアコンディショニング協会(jcca)」では良い姿勢の定義として

1、力学的に安定している
2、生理学的に安定している
3、医学的に安定している
4、心理的に心地よい
5、美的に美しい
6、作業から見て効率が良い

という6つをあげています。

私には
1、力学的に安定している
という定義を「楽な姿勢」と解釈してしまっている方が結構多い様に見られます。
またはその様に書いている本もあるのかもしれませんね

楽な姿勢が良い姿勢という認識の方がニュートラルな姿勢を取ると「あら思ったよりしんどい?私がおかしいのかしら?」と言った事になっちゃったり

いつでもニュートラルな姿勢をとっていなくてはならないのか?と混乱する事もあります

力学的に安定している

体は重力下にある時には各関節に重力によるトルク(回転させる力)外力が発生します。

$西新宿 おくがわ整体院blog-トルク

これを打ち消す内力として筋肉の収縮力や関節包、靭帯、腱の伸張力などといった内力を発生させます

この内力の発生が少なく、出来るだけ骨格構造で上手に体を支える事が出来る姿勢が力学的に安定した姿勢

良い姿勢の定義の一つとなります、簡単に言うと「骨で体を支える姿勢」とも言えると思います。


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