銃乱射容疑者、母に「強い怒り」 医療施設入院に反発か



結局そうですか。
こういう事件が報道される度に精神科受診の有無が確認されるまで記事を書くまいと思う。
しかし、殆どの場合、結局記事は書くことになる。

コロンバイン高校でも、大阪の宅間も・・・
さらに今回は、医療施設入院に関する親子問題まで絡んでいる。
典型的な事例ですよ。
向精神薬、暴力、医療施設入院に関わる親子の諍い。

30代以上の方は、良く思い出してもらいたい。
かつて、通り魔、猟奇殺人、家族内での殺人・・・こうした事件の犯人は覚せい剤常習者だったことを。

一つ一つの事件で、自死や凶悪事件と向精神薬の因果関係を証明するのは至難の業である。
しかし、自死者の7割が向精神薬を飲んでいたり、凶悪事件の殆どに向精神薬が絡んでいるのなら、それはもう立派な証拠である。

さらに、抗うつ薬によるアクティベーションシンドロームは、もうすでに科学的な事実(治験データで証明された)である。
100万人の抗うつ薬ユーザーが居れば、数千人の自死者、数名の凶悪犯が生まれることは科学的な事実である。

抗うつ薬による脱抑制作用(どうでもよくなる)、易怒性、焦燥は人間の普通の感情を何倍にも増幅する。
怒りを収める為に抗精神病薬で無理やり抑えれば、その内、感情そのものを失う。

精神医療界、医療界、行政、政治、マスコミそれを取り巻く支援者も、さらに国民もなぜこんな簡単なことを認めない。
その眼は、ただの節穴か。そんなにも頭が悪いのか。

自死者のみならず凶悪事件の犯人は精神科受診歴及び服用歴、直後の薬物血液検査を義務付けるべきである。
特に10代~30代ほど薬の影響は大きい。

あえて書くが、凶悪事件の被害者の遺族も、自死遺族も、さらには加害者の家族ももっと声を上げるべきだと私は思う。
事件の陰には善人ずらした別の犯人がいるのだから。