住宅の駆け込み需要はじまる・・でもちょっと待って
今年は全国的にも残暑が厳しいですね。
先日消費税増税が参議院でも可決され、いよいよ増税も現実となりました。
そこで、住宅の駆け込み需要について書いてみたいと思います。
先日早くもこんな記事が載ってました。
『消費税増税前、住宅に特需 展示場の来場者6%増』
人生最大の買い物「住宅」となれば消費税増税も大きな金額になってきます。
しかし、住宅の場合、家電製品の様にいつでも価格が決まっている訳ではありません。物件ごとに見積りを作成し、お客様に提示している会社がほとんどです。
そして、住宅をつくるうえで欠かせない木材をはじめほとんどの建材は常に「時価」で取引されています。
そう考えると駆け込み購入には注意が必要です。
需要と供給のバランスで「特需」となれば価格は上昇します。
過去に消費税が増税した時、そして最近の出来事では東日本大震災の時などは、材料費が10%以上の価格上昇に見舞われました。
逆に増税後は、市場の冷え込みでコストが下がり、消費税分ぐらいのコストダウンは可能だった記憶があります。
ではどうすればいいのでしょう。
やはり、大きな買い物になればなるほどしっかりとした計画を立てておく事が大切です。
ライフプランに沿った計画でしっかり対応していけば、失敗しないマイホーム計画になるのではないでしょうか。
福永義正