今日はイブということもあり、相馬の仮設にも行ったが、あんまり
お邪魔にならない様に、廻らせて頂いた。そこで、2人の方にお話
を聞いた。そこで、出てきた言葉は、疲れ切っていた・・。「もう
、諦めてるよ・・・。」とか「言っても仕方がない」とか「何にも
変わらない」とかそんな言葉たちだけだった。でも、お話をするう
ちに、この1年9ヶ月の無数の不満や怒り、孫への今後の心配、そ
して、我が家の老朽化する姿への落胆する感情があふれ出す。そん
な・・・不満や怒りをも押しつぶすほどの避難による疲労感が漂っ
ていた・・・。政権がコロコロ変わり、そして、政治が避難者には
遠い・・・遠すぎる。置き去りにされているようだとも仰っていた

飯舘村における除染の効果の無さへの落胆・・・。話し出すとあふ
れ出す感情・・・。
放射能をどけて!と身を震わせながら仰るその姿に・・・泣いた。
最後に、絶対あきらめちゃだめだよ!。また来るからね。そういい
ながら強く握手したその力のない手にまた、涙・・・。日に日に年
輩者は弱ってきているんだ・・・。



小宮行政区70代


・今の飯舘村における除染は効果が無いので帰れません。


・万が一帰村しても帰るころには家が老朽化していて住める家がない



小宮行政区60代


・放射能をどけて!(震災前の状態に戻してほしいとの思いから)


・仮設の部屋が狭くて困っている。