調書の取り方、取られ方。 | 向原総合法律事務所/福岡の家電弁護士のブログ

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遠隔操作ウイルス事件について、弁護人の会見内容。
TVあんまり見ないからよくわからないんですけど、この弁護人の会見、TV報道されてないそうです。
犯人って、作れちゃうもんですね~。

取り調べがされていないのに、勾留延長って、時々あるんだけど、そういうときに「取り調べの必要があるから」を理由に延長されるのは本当に腹立たしい。

母親の調書の取り方(3:10ころ)
「仮に(被疑者が)犯人だとすると、…その場で親子の縁を切りたい」という調書を取られたとか。
否認事件で「仮に(被疑者が)犯人だとすると」の、仮定的な調書をとられることが時々あるけど、こんなの全部不同意にするから、公判ではどうでもいいけれど、被疑者のご家族への心理的圧迫になるし、ご家族を介して被疑者の心理的圧迫にもつながるので、非常にアンフェアな調書の取り方だと思われます。

こういうやり方って、志布志事件のときの踏み字事件を彷彿とさせるよねぇ。

http://www.youtube.com/watch?v=_YBBo5EdF2E