陰陽4 (五行) (ひなまつり3) | 獨と玖人の舌先三寸

陰陽4 (五行) (ひなまつり3)

●陰陽五行説∠(`´)ビシ
陽の数字 = 奇数 の重なる日が最も効果があると考えられ、3月3日をあてるようになったといいます。
“陽 = 太陽 = 奇数”
“陰 = 月 = 偶数”
よって五節句は、“陽”の数字が用いられているのです。
1月7日は例外ですが、同じ数字が重なる奇数月奇数日に、運気が還ってくると考えられました。
“9”が単一の最上級であって“11”は除外され、1月1日は「初詣」で説明した通りで、節句として“祓”や“禊”を行わなくてもよい、としました。1月7日が設定されたのは、松の内の終わりに七種の薬草を摂取し、体調を整えよう(食べ過ぎなどw)、運気を取り戻そうという考えのようです。

※参考「初詣」→ http://ameblo.jp/emeth-spriggan/entry-11153729825.html

※関連「古神道7/稲荷神社5(穀霊信仰)」→ http://ameblo.jp/emeth-spriggan/entry-11150023586.html
※関連「古神道」シリーズ


◎旧暦――
十二支・月・陰陽・五行
・子――11――陽――水
・丑――12――陰――土
・寅――1――陽――木
・卯――2――陰――木
・辰――3――陽――土
・巳――4――陰――火
・午――5――陽――火
・未――6――陰――土
・申――7――陽――金
・酉――8――陰――金
・戌――9――陽――土
・亥――10――陰――水


◎“五色(ごしき)”は、五行説に由来します。万物は、木・火・土・金・水の五つの要素で形成されているという考えです。
木は青、
火は赤、
土は黄、
金は白、
水は黒――を表現しています。

◎五行――
・木(木行)――木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長、発育する様子を表します。春の象徴。
・火(火行)――光り赫く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表します。夏の象徴。
・土(土行)――植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成、保護する性質を表します。季節の変わり目の象徴。
・金(金行)――土中に光り輝く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹、堅固、確実な性質を表します。収穫の季節、秋の象徴。
・水(水行)――泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表します。冬の象徴。

(↑自分でビックリ(゜Д゜≡゜Д゜) これ一度も書いてなかった(≧ε≦;))