講師としてレッスンをさせていただいていて、


いつも気にかけていること…。


それは、”生徒さんが、本当に理解しているだろうか?”


ということです。



音楽って楽しい!


それを自分で表現できる力を身につけたら、もっと楽しい!


そのためには、なにをしたらいいのだろうか?



…その子が自分で考え、それぞれの目標に向かって


自分の力で少しづつでも、しっかりと歩めるように。



練習をすることの意味、


レッスンに通うことの大切さ、


音楽の世界の素晴らしさ。



伝えるにしても、生徒さんにわかるように伝えなくては意味がない。


こちらの一方的な、アプローチでレッスンを進めることは、


私はしたくないと思っています。



例えば言葉かけ一つ取っても、


先生が、真顔でキツイことを言った方が


その子のやる気に火をつけることもあるし、


冗談みたいに軽~くさらっと言っちゃった方が、


そうか~できるよね~って、相手の心が軽くなる場合もある。



大事なことは、生徒さんが


”家に帰ってから、いかに前向きに練習に取り組めるか”


ではないでしょうか…。



などと、偉そうに申し上げておりますが。。。


これは、私自身の自戒も込めて書いています。



レッスンで、気をつけていても


(あぁ、あの時!もっと違う方法でアプローチしていれば

 あの子はもっとステキな音を出してくれたかも知れない…。)


と反省することもしばしば。



また逆に、


(今日は、あの生徒さん、いい笑顔で帰っていったなぁ。

 来週もあの笑顔が見られるように、レッスンしよう。)


と、一人夜中にほっこりすることも。


毎日、その繰り返しです。



”その子にとって一番必要なことを、伝わるように伝えたい。”


その生徒さんの前で演奏をすることもその一つ。

ピアノを弾く時は、真剣に音を聴くこと…。

奏でる音に心を込めること。

その姿勢を、しっかり見て感じて欲しいです。



さらに、その生徒さんの目指すものに合わせた提案も欠かせません。


テクニック的に難しくて、どうしたらクリアできるかについて、


細かく指導するときもあれば、大まかに提示してあとはその子の


創意工夫しだいで道を開拓できるようにしたり。


でも、レッスン通って来てくれるのは


より高い道に進む生徒さんばかりではありません。



趣味で弾けるようになりたい…そういうニーズが一番多いです。


そんな生徒さんには、無理やりこちらの希望を押しつけてしまっては


ピアノも音楽も嫌いになってしまうかも知れないから…。



やすこ先生の日記帳



生徒さんや保護者の方は、

私の性格を知っていますから、いつも笑われますが、


レッスンではいつも踊ったり、おおげさに歌ったり、


わざと間違えたり、泣くマネ(←センセは悲しい!と言う代わりに)


をしたり…先生は百面相をします。



そして、わざと


「またまた~!子供みたいなことを言って~。」


とからかう私に、


「先生のほうが、子供じゃないですかぁ!」


というお約束のツッコミにニヤニヤしてみたり。



どうやら生徒さんには、


”あらき先生は、面白い”


というイメージを持っているようです。



そうか。面白いか~。それでいいよ。



コミュニケーションを取りながら、締めるところは締める。


私…これでも真面目なのですよ。



いろんなグッズを取り入れたり、楽器を紹介したりもしますが、


講師を始めたころから変わっていない気持ちは、


”どんな人にも、音楽を楽しんで欲しい”


です。



そして、娘を持ちさらに強く心に刻んだのは、


”一方通行のレッスンでは、いいものが生まれない”


ということです。



ですから私はこれからも、


生徒さんの個性に合わせたアプローチでレッスンを


進めて参りたいと思います。






雪の結晶春は名のみの風の寒さや~♪お風邪など召されませんように雪の結晶



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♪あらき音楽教室♪HP 



  講師 荒木 安子(あらき やすこ) 

  ピアノ・声楽を教えさせていただいています。


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