昨年末の最後の舞台。
今更ながら振り返ります。
(>_<)


Bravi!!
viva la voce第4弾 オリジナル
ミュージカル×オペラ
『シンデレラ~晩餐会は波乱万丈!!~』
(ロッシーニ『La Cenerentola』より)


全4公演。
無事に終演致しました。


キャストの皆様。
スタッフの皆様。


そして、ご来場頂いたお客様。
ご協力下さった皆様。


本当にありがとうございます。
(≧▽≦)


作曲:Gioachino Rossini。


『La Cenerentola』 。

有名なシンデレラの物語のオペラはいくつもありますが、これはフランス語で書かれたオペラ台本J.Ferrettiがイタリア語で台本化したものです。


初演は、1817年1月25日@ローマ。
185年前(*・ω・)ノ


物語に幻想的な雰囲気はありません。
魔法は登場しないんです。

魔法使いの代わりに出てくるのは…
王子の教育役の哲学者。

ガラスの靴の代わりに…
二つで一対の腕輪。

継母はではなくて…
継父が登場します(`・ω・´)


作曲期間、わずか3週間。
凄いぞロッシーニ(●´ω`●)

…ま、実は独りの力ではないのですが。
(・ω・)


第1幕
ドン・マニフィコ男爵には3人の娘がいました。

末娘のアンジェリーナは後妻の連れ子。
チェネレントラと呼ばれています。

チェネレントラ=シンデレラです。
(*゚▽゚)ノ


上の姉:クロリンダ。
下の姉:ティーズベ。

二人の姉に苛められるチェネレントラ。
あぁ…可哀想(T_T)


今晩は王宮での晩餐会。
しかも王子が花嫁探し中。

クロリンダはダンスの練習。
ティーズベはお化粧に夢中。

二人は準備に余念がありません。


『ごめん下さい…
お水を少し頂けませんか…?』


そこへ、一人の物乞いがやってきました。


冷たくあしらう姉二人。
チェネレントラはそっと食物を与えます。


『近々、あなたに幸福が訪れるでしょう』

実は、物乞いの姿は変装。
正体は王子の後見人アリドーロだったのです。


アリドーロが去った後…
父:マニフィコに舞踏会の話をする姉二人。


『王子に二人を選ばせてみせる!』


傾いた男爵家を救おうと三人は皮算用。
(・ω・)


さて、王子は…というと。
従者に変装してマニフィコ家へ。

偶然チェネレントラと出会います。
これぞ、運命の出逢い(〃'▽'〃)


王子はチェネレントラに優しく話しかけます。

『姉は姉ではないし…
父は父ではないのです…』

悲しい身上を話すチェネレントラ。


王子は彼女に一目惚れをしてしまいます。
(*´▽`*)


姉二人は着飾って王子の気を引こうとします。

…が、王子は王子ではありません。
変装をした、従者:ダンディーニです。


チャネレントラはというと…
先程偶然出会ったラミーロに夢中。

会いたい一心。

『お願いです!
10分でも5分でも構いませんから!
王子様の元へ…』

マニフィコに頼み込みます。
(>_<)


そこへ…
王子の後見人の姿のアリドーロがやってきます。


『書類には娘が三人いる筈だ!!』


チェネレントラこそ、王子の花嫁に相応しいと考えたアリドーロ。
チェネレントラを晩餐会に連れて行こうとしたのでした。


『いや~…あの~…
3人目は死んじゃいましたけど?』

と、マニフィコは嘘で誤魔化します。


アリドーロは1度退散。
再び物乞いに変装してチェネレントラの前に現われます。

『さぁ、行きましょう。晩餐会へ』


チェネレントラを晩餐会へ導くのでした。
(●´ω`●)


『私こそお妃様に…♪』
『何言ってんのよ!私よ!』

王宮に来てまで、ケンカを始める姉二人。
٩( ŏ3ŏ)و


一方、大広間では…
マニフィコは利き酒の名手として王宮の酒蔵番になるだろうと、もてはやされていました。

マニフィコはテンション高々。


この親子。
本当にどうしようもない(・∀・)


『あの家の娘が相応しいってアリドーロが言ってたけど…
本当にそう思う?(T_T)マジ?』


ラミーロ王子はダンディーニ聞きます。


『いや、どちらも最悪ですね。』


そこへ、姉二人が現れて…
偽王子:ダンディーニを奪い合う。


『アレの花嫁はダメなの?』

と、変装をしたラミーロを指します。
ダンディーニのいたずら(・∀・)


『絶対嫌』
『ブサイク』
『気持ち悪い顔』
(゚Д゚)゚Д゚)

『親切で優しいのに…』
ラミーロはしょんぼり。
(´・ω・`)


王子とは知らずに罵詈雑言を浴びせます。
醜い女子二人(笑)



そんな中…
アリドーロが美しい娘を連れてきました。


ヴェールを取ると…
チェネレントラにそっくり!!

!?(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)!?



『あの子にそっくりだ…!』
と、ラミーロはほくほく(*´▽`*)


そこへダンディーニがチェネレントラへ愛をささやく。


しかし…
『私は貴方の従者を愛しています。
地位や財産には興味がありません。』

ダンディーニ玉砕(*゚▽゚)ノ


ラミーロはそんな彼女の言葉に感激。
チェネレントラに結婚を申し込みます。


『私は貧しい者です。
でも二つの腕輪が再び一対となったら…
私は貴方のものになるでしょう。』


ラミーロ玉砕。
チェネレントラは腕輪を残して逃げてしまいました。


『きっと捜し出してみせる…!』



一方、役目を終えたダンディーニは…
マニフィコに自分の正体を明かす。


マニフィコ激怒( ̄△ ̄)


そんなマニフィコ。
王子誘惑に失敗した姉二人。

『お前のせいで酷い目にあった!』

家に戻ってチャネレントラに当たり散らします。


すると…外は激しい嵐に。
これもまたアリドーロのお陰??
(・ω・)


マニフィコ家の前で立ち往生した馬車。 


『すみません!
雨宿りさせて下さい!(>_<)』

入ってきたのは従者:ダンディーニ。
あら、偶然(*・ω・)ノ


『お前なんか出て行け!』

ただの従者だと分かったダンディーニを、マニフィコは追い出そうとします。


そこへ、雨宿りをしに入ったラミーロ。
従者だと思っていたラミーロを真の王子だと知り、一家は大慌て。
ヽ(゚Д゚)ノ


ラミーロ王子とチェネレントラは再会を果たします。


『この腕輪は…』

チェネレントラの腕輪。
王子はあの晩餐会で出会った娘を見つけることができました。


『結婚して下さい!』

『私は言ったはずです。
腕輪が一対になった時、私はあなたのものになるって』

ゴールインっ!(*゚▽゚)ノ


過去の事を詫びる父や姉二人。
チェネレントラは慈悲深く、三人を許すのでした。


めでたしめでたし♪
(≧▽≦)


いじわるな下の姉‘ティーズベ’。
(●´ω`●)


名前は‘涙’という意味。
だから少し泣き虫にしてみました。

基本的にはバカです(・ω・)


上演時期がクリスマス♪
舞台は晩餐会だったので♪

頭の上がおめでたいことに♪
(〃'▽'〃)


ジャージ姿からのドレス姿。
更にこの頭の装飾。

自分でやっていて楽しかったです(笑)
(*・ω・)ノ


この団体でメイド服、二回目です。
(>_<)


『Cosi fan tutte』のデスピーナ。
彼女もメイド服でしたから(笑)
(`・ω・´)




皆様、ご来場ありがとうございました!
(〃'▽'〃)


今後、益々精進して参ります!
(*^-^*)


*+*・:.丸山小百合.:・*+*