2012年もあとわずか。

本格的な寒さと師走の慌ただしさに年の瀬を感じますね。

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試合後、チャンピオンの座を防衛して雪が舞う福岡国際センター前で挨拶するSIMA選手。
先日、チケットを頂いてドラゴンゲートを観て来ました。始めて生観戦でしたが面白かったですよ~。よく壊れないなぁ。凄かったです。やはりテレビよりも現場で見た方が断然面白いですね。肉体と肉体の音や息使いが聞こえて新鮮でした。日本はこう言うショーを続けるのは難しい国民性だと思いますがその中にも工夫が沢山あって勉強になりました。さすが!ドラゲーですね(^-^)




今年も野球の神様に。
神様に導かれるように不思議な縁で話を頂き韓国に渡り野球を続け更に成長する事が出来ました。実は5月くらいまでをメドに韓国プロ野球KBOのテスト待ち。話が無ければ引退を考えていました。
アルバイトをしながらトレーニングを続けていた2月上旬。韓国の高陽ワンダーズから連絡をもらい現地、韓国に乗り込んでアピール出来るチャンスを頂きました。結果的に個人的目標は達成出来ませんでしたが、皆様の応援、支援のおかげで外国人助っ人としてチーム初年度のシーズン、48試合中29試合に中継ぎ登板しチーム最多の81イニングを投げ、与えられた仕事を全うする事が出来ました。

始めての韓国。
慣れない環境ではありましたがスタッフ、ファンの方の心温まるサポートのおかげでシーズンを乗り越える事が出来ました。またここでメッセージを下さったファンの方の声にいつも勇気づけられて来ました。心から感謝致します。
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僕の野球人生はいつも崖っぷち。
毎試合、「これがラストマウンド」と言う思いでマウンドに上がってきました。海外での外国人選手の立場は…失敗すれば解雇の文字がチラつきます。もしかしたら今日のこのマウンドが自分の現役最後のマウンドになるかも…後悔しない様に自分の感性を信じて投げてきました。だから、後ろを見る余裕なんてありません。これから先に起こるかも知れない事を「出来るか出来ないか?のモノサシ」で図る事もありません。与えられたチャンスを支えてくれる人達に感謝してモノにしようと一生懸命生きるまでです。あとはそうやって生きてきた自分を信じるだけ。いつものように。

人生は一度きり。
後悔したくないじゃないですか。ましてやアスリート。こんな生き方を出来る幸運に恵まれているのに…不可能を可能にする挑戦をしないのはつまらないです。批判される?理解されない?皆と違う?だからこそ人生は面白いのだと思います。変人万歳です(笑)

「人生は芸術である」
素晴らしい教えですね。生きる事は簡単では無いけれどそれほど悲観的なモノでもありません。きっと僕らが思い描いている未来の通りにはいかないのかも知れないけれど諦めるのでは無く信じて動く事で違った形の素晴らしい未来になるのでは無いかと思うんです。それは人との出会いだったり、幸運な出来事かも知れない。誰にも予測出来ない事なんですよ。それは。運命。それぞれがそれぞれの人生をアーティスディックに考えて生きて欲しいと思うのです。人生に個性を!価値観の尊厳を!


2012年は上手くは行かなかったけど幸運な年だったと感謝の気持ちがいっぱいです。来年に向けて心の整理をしたいものですね。

本年もありがとうございました。
野球人生の貴重な一年を皆様と過ごせた2012年もまた最高に幸せな年だったと思います。

心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。


これからも応援宜しくお願いします。皆さんと共に人生をアートしていければ幸いです。




2012年12月27日
ベースボールアーティスト
小林亮寛







o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」