ECW International Superstars みちのく編


140字プロレスのブログ ~机上のLovs&Peaceより300発の核ミサイル~














ECW  2/14/97

ディック東郷&TAKAみちのく&テリー・ボーイ×グレートサスケ&グラン浜田&愚乱浪速。序盤は軽めの攻防と連続性を持ちながらテンポを作り、中盤で投げ技を中心に一進一退。終盤は合体技や特大ダイヴとみにのくプロレスのセールスポイントを凝縮し放出。グングン上がるスピードに虜にされました。名勝負です。☆4.75

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 みちのくプロレスが海外進出という中で、彼らは素晴らしい営業をやってのけました。序盤は日本プロレスらしいグラウンドから入り、中盤にかけて投げ、特にかわるがわるのレスラーによるバックドロップがリズミカル。

そして終盤はサスケのケブラーダ、Tみちのくの長距離プランチャ、浜田のトルネードDDTなど本来みちのくプロレスのお家芸である部分を20分程に凝縮。浪速のロープ蟹歩きエルボーも加えてくるあたり彼らもみちのくプロレスの看板をしょってトータルパッケージで見せるという気迫が伝わってきましたね。初見のファンにもオススメな名勝負です。☆4.75


ECW 2/15/97

グレートサスケ&グラン浜田&愚乱浪速×ディック東郷&TAKAみちのく&テリー・ボーイ。前日に比べスピード感、情的部分を強調してますね。技の乱舞さに関してはこちらが上で、かつ最後にイスを使うなどファンサービスも。見せるという部分に関してはアトラクション要素が加わったこちらもグッドジョブです。☆4.25

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 ノリの良さなら2/14/97こちらがオススメ。さりげなくbWoに加入しているという場面も見られますしね。バックから聞こえてくる観客の声援など見ても映像的にはこちらのほうが高揚感が楽しめます。

 内容面では徐々に虜にしていくというよりは素直に序盤からスピードを売りにしていて、技の決まり具合も含めてアトラクション要素が大きくテンションが上がる形に仕上げました。イス攻撃も含めアメリカナイズ(ECWナイズでもある)されています。好勝負。☆4.25


ECW 4/13/97 PPV Barely Leagl

グレートサスケ&グラン浜田&薬師寺正人×ディック東郷&TAKAみちのく&テリー・ボーイ。みつのくらしいスピード性+アメリカナイズされた序盤構築。みちのく上陸以来最高の序盤。サスケと薬師寺が捕まりヒールを際立たせ、終盤に一気に攻め落とすPPVならではの勧善懲悪性。終盤失速したのが惜しいですが十分好勝負。☆4.25

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 6人タッグならではのジョットコースターバトル性とアメリカプロレスならではの派手さとアピール性を融合させ素晴らしい序盤が展開されました。薬師寺の投入によりスピード性+ルチャ要素が底上げされ高揚感も素晴らしい。

 ヒール側が前半優位で終わり終盤にサスケが猛攻を仕掛ける。PPVを意識した単純構図にしてきています。中盤~終盤の時点で集中力がレスラーおよび観客の面で落ちる場面があり失速。これがなかったら最高傑作になったのでは?考えてします。それでもみちのくECW上陸は成功を収めました。☆4.25


ECW 10/16/97  

ジャスティン・クレディブル×グレートサスケ。サスケがレスリングで攻めたてます。クレディブルは荒っぽく返すためあまり良い内容ではないです。ただサスケは94年のライガー戦で見せたやられ芸をうまく使い、終盤はミサイルキックとトペで猛攻。セコンド水差しがありそれほど良くならず。☆2.75


ECW 10/17/97

グレートサスケ×ランス・ストーム。相手がストームとありレスリングベースで入り、飛んだり跳ねたりも躍動感重視のプロレスに移行していきます。技術力は特に言うことないですが、あくまで“見せる”要素先行のため奥までは踏み込まない一進一退。表面的でしたね。☆3


ECW 1/10/98 HOUSE PARTY 1998

グラン浜田×愚乱浪速。日本人対決なのでレスリングベースが有効です。ただサスケのような跳躍、タカのような超人的プランチャはないので地味な展開に観客の盛り上がりは思うほどでもない。浜田は一本足頭突きやトルネードDDTで躍動感を付与しましたが決着までのスピード感薄。☆2.75


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