お正月3日目ですね。
連日娘の話題で恐縮ですが、本日もお付き合いくださいませ。
昨日のお約束通り、朝もはよからアイススケートに行って参りました。
朝のリンクは、氷の状態が最高です。
気温が上がってくると、
リンクはみぞれ状態でびしゃびしゃになりますので、
朝一がいいですね！空いていますし…ね。
我が家の主役は、うきうきワクワク気合い十分。
昨日より更にやる気満々！
到着し、靴を履いた途端にリンクへまっしぐら。
いきなり疾走し始めました。
（なんだか…イヤな予感がする…。(-"-;A）
いえ、本人がやる気満々なのはいいのです。
楽しくて笑いながら歌いながら滑走するのも、まま、許されるでしょう。
そして、単独ですっ転ぶのも全然構わないのですが、
もしかして…もしかすると…と、母の第六感（？）が作動しました。
このテンションの上がり具合に、判断力が落ちるとなると、
誰かを巻きこむ危険があるかも。
向かうところ敵ナシ！娘の独走態勢でリンク上でゴングが鳴りました。
母も追いつくのに苦労する、スピードと、
人の間をすり抜けていく不思議なテクニックを持つ、
娘のスケ―ティング。
いつもならするするっと、誰に迷惑をかけるでもなく、
駆け抜けて行くのですが、いかんせん今回は
ちょっと自分を見失うほどの精神状態にまで、行ってしまったようで…。
恋に盲目になった、
ケルビーノのアリア「自分で自分がわからない」
…の様な状態とでも申しましょうか。。。
スピードを落とした状態でしたが、少し油断をして
自分より年下の女の子を押して転ばせてしまいました。
ケガは無いようでしたが、これはいけません。
本人は笑っています。別に悪気は無いのですが、
障がい児だからと言っても、許されないこともあります。
その子のお母様は、なんとなくわかってくださったようで
「大丈夫ですよ」
とおっしゃいましたが、
私は本人が反省していようとしていなくても、謝らせました。
「ごめんなさい。」
その場はなんとかなったけれど…。
しかし同じ様なことが続くと、障がい児全体の印象も悪くなります。
同じように、わかろうとしてくださる方々ばかりでは無いことを、
私は今までの経験から学んでいますから。
その後もしばらく遊んでいましたが、早々に引き揚げました。
本人に悪気はなくても、迷惑をかけたりケガをさせてしまっては、
居場所が減る一方ですので、親はどこにいてもやはり気を遣います。
それでも本人を満足させるべく、アイスなどでご機嫌を取りまして、
お昼前には自宅に到着。
スケートに来ても、アイス。
午後は、気を取り直してピアノに向かいました。
「しかたないなぁ。ピアノ、やります。」
（ミッフイーちゃんのほん、なつかしいなぁ。）
「トランポリン！、ひくの！」
（横道にそれないで、さっさとやりなさい。）
（や～だよ～だ）
「アナタ、発表会に出るんじゃないの？」
「はっぴょうかい、でるの！」
「じゃあ、練習しないとね。」
（エアコンが苦手ですので、家の中でも厚着です。）
（まったくさぁ。れんしゅう、ってめんどくさいなぁ。）
「指、まるまるして。」と私が言うと、
肩が上がってしまいます。
この子の指導が一番難しいです。
それでも真似したり、声かけでだいぶ反応できるようになりました。
相変わらず、楽譜は一切読めませんが。
ですから、新曲を教える時は二人羽織で片手ずつからです。
自分のモノになるまで一年くらいかかったりします。
（めんどくさいけど、ドレスが着たいもんね～。）
（ちょっと、手の甲の自傷の痕が痛々しいですが…。）
さて、私の演奏も入れて1時間半ほどの練習が終わりました。
お風呂に入って、パソコンタイム。
何を嬉しそうに見ているのかというと…、
キティちゃんの画像でした。
ネットで投稿されたたくさんの画像を、楽しんで一日が終わりました。
世の中での娘の居場所を確保できるよう、
これからも母は頑張ります。
お風邪など召されませんように♪
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講師 荒木 安子（あらき やすこ）
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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