中学生のKちゃん。
ただいま、発表会の曲の譜読みをしています。
感じて習得する能力に長けており、
豊かな表現力も持っています。
発表会の曲、どんな曲がいい?と聞くと、
「きれいで、華やかでカッコいい曲がいいです♪」
と答えたので、数曲私が弾いて聴かせた中から、この曲を。
打ち寄せる波のように美しく滑らかに、伴奏のアルペジオを
弾かなければならないところが難しいようです。
あとは、変ニ長調なので♭が5つである点に手こずり中。
譜読み段階ではありますが、
様子を見ながらデュナーミク(強弱法)にも触れました。
途中、pから長いクレッシェンドがあり、
ffでドカーンと盛り上がる箇所までの記号に着目してもらいました。
一通り、よく出る楽語は勉強してあります。
「ね、ここにクレッシェンドが繰り返しでてくるよね。どうしてかな?」
本人に考えてもらいつつ…、やり取りがありまして、
「でね、…ffの前にmolto cresc. (モルト クレッシェンド)があるね。」
「はい。」
「そうそう、この ”molto” ってどんな意味だっけ?」
「あっ!…う~んとえーっと、…あの…”めっちゃ”??」
(…講師、大爆笑。 キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!! )
「そ…っ、そんなカンジ。いいね!”めっちゃ”、ピッタリだね。
でも、学校のテストで出てもソレ、書かないでよ。」
molto の意味は、「きわめて、非常に」…です。
もうね、子供の考えつくことは面白すぎますね。
予想外の発想に、脱帽せずにはいられません。
~笑いましょう アッ八ッハ
笑いましょう アッハッハ
アッハッハ アッハッハ
ああ面白い~~
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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