ストーブリーグ | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

ストーブリーグ

阪神平野選手が宙ぶらりんの状態です。

やはり読み間違えたんだろうな。


実に痛い・・・・


彼の今年の年俸が1億9千万。
今年の成績を考えると、やはり手を
挙げる球団はなかなかいませんよ。(打率2割4分5厘)


しかも獲得には、人的補償はもちろん、金銭でも相当の額を用意しなければ
なりませんから。


しかし何故、予想出来なかったのだろうか?

おそらく情報収集は十分していたはず。
其の段階で、手を挙げる球団があると思うものがあったのだろうか?


それとも彼自身の評価が世間より高かったのだろうか。
彼のプレーンというか助言者はいなかったのだろうか?
そう思うと実に残念でならない。


そう言えば、横浜の守護神山口選手が契約更改についてコメントしていました。
彼は今年キャリアハイの成績にも関わらず、ダウン提示だったそうです。
球団の説明では「成功率が90%を下回ったから(88%だったそうです)」。

厳しいですね、今年のベイの査定は。

そんな高いハードルのチームではないでしょうし。

まぁ今年のベイは他の選手もそんな感じです。


かなり今年のオフに補強に動いているようなので、その影響も
あるかもしれません。


しかし例え最下位でも、成績の良かった選手は正当に評価すべきです。
頑張った選手を評価しないと今後のモチベーションに大きく影響します。
何の為に一年間頑張ってきたかわかりませんからね。


仮に優勝しても、成績が悪ければどうせダウンです。
優勝したから皆上げますなんて今まで聞いたこともありませんし。

まぁ、チームの約束事として、「優勝したら一律アップ」と明記すれば
別ですけど。


とにかく山口選手は今年キャリアハイの成績を残しました。
それは正当に評価すべきです。


補強費ばかりに目を向けると、チームの根幹がおかしくなります。
入ってくる選手にも良いことがありませんよ。


ベイへの世間の見方だって変わってきます。


もっとバランス感覚が大事ではないでしょうか。