140字プロレスのブログ


https://www.youtube.com/watch?v=dqHIsSkBQVg










1回戦;TJP×ジョーイ・ライアン。ライアンは道化、TJPは調教師の如く。ライアンのヘタレ、ウザいキャラに対してテンポ良く観客の心を掴んでいきます。ライアンはスピアの打ちどころが良いですね。TJPとのスーパーキック合戦でクライマックス。OPマッチとしては見事に成功。☆3.5


1回戦;ロデリック・ストロング×ドレイク・ヤンガー。前回大会でヤンガーのハードヒットスタイルが当たったので、開幕からフルスロットルの打撃戦。リスクも付きまとい中盤で失速してしまいますが、終盤はコーナーへのバックブリーカーや高角度の投げで再加速。ヤンガーはヒッターとしてPWGで暴れて欲しい。☆3.75


1回戦;エディ・エドワーズ×カイル・オライリー。両者テクニカルに攻防に入っていき得意の打撃の応酬へと加速させていきます。正統派のハードヒットであり、オライリーの成長もうかがえる互いに対等な位置での一進一退。最後のアキレスロックの上下の体制での蹴り上げ、踏みつけ合戦も熱い。好勝負。☆4

ex)ここからはブログのみ

 序盤のテクニカルなレスリングから終盤の激しい打撃の応酬まで流れは良くできてきていましたね。特にオライリーはエドワーズに対してなら格下扱いされて攻め込まれても仕方ないかと思いきや両者が対等でありあたかも2人がライバル関係だったかのように演出したことは見事です。好勝負。☆4


1回戦;ブライアン・ケイジ×B-BOY互いにハードヒッタータイプではありますが、技術面では掘り下げるより粗さを勢いでごまかしてしまうため中盤でボロがでてテンポが悪くなってしまった印象。終盤の流れは面白かったが、必殺技までにもたつきました。ケイジには上位はまだ荷が重い。☆2.75


1回戦;リコシェ×ケビン・スティーン。リコシェはCIMAと組んだことで彼に似てきましたね。憎たらしさが醸し出されたためスティーンが潰しにかかる場面は映えました。順調に終盤へと流れスティーンのパワーをハイフライムーヴで跳ね除け(ケイジの乱入もまあ良かったです)王者相手に番狂わせ。☆3.75

ex)ここからはブログのみ

 8周年記念大会で行われたスティーン×PAC戦のようにスティーンが一方的に暴れまわって終わるかと思いましたが、リコシェの魅力もしっかり出ていて、かつ王者相手に金星と言う大会の流れもしっかり意識されていて好試合となりました。


1回戦;サミ・キャリハン×ウィリー・マック。いやはやサミはバカ正直の直球スタイルですね。これにマックが鬼の形相で返すわけですから面白い試合にはなってますね。全編見せ場の試合にするにはバカ打ちでしたね。しかしながらこの2人が織りなすからでこその素晴らしい激戦モードでした。好試合。☆3.75


1回戦;アダム・コール×エル・ジェネリコ。コールがヒールキャラとしてしっかりと動けていましたね。ジェネリコも05年頃のトリッキーさを出しているスタイルで相対します。コールの良さが出たのはジェネリコの特有ムーヴをフェイントで潰して潰して、最後丸め込み~悪い笑顔。中々決まってました。☆3.5


1回戦;マイケル・エルガン×デイビー・リチャーズ。ROHでは5スターマッチと評された試合をした2人の試合。実際見比べるとROHの試合より伸び伸びできている印象です。名勝負狙いの技のラッシュというより互いを潰しにかかる意地のプロレスがメインと言う舞台にマッチしましたね。好勝負です。☆4.25

ex)ここからはブログのみ

 エルガンはエルボー、リチャーズは打撃と繰り出しながら一進一退へと熱を上げていきます。決してラッシュやテーブル破壊、過激な雪崩式でメインイベントに相応しい試合を作っていくのでなく互いの潰すプロレスが色濃く表現されていました。滞空式のブレーンバスターも1分以上持ち上げてもそれはペースを乱すことなく溶け込んでいました。

終盤はリチャーズのアンクルロックをエルガンが強引に払いのけてエルガンが勝てるという雰囲気を作り上げ決着のエルガンボム。観客の盛り上がりも素晴らしかったですね。☆4.25



総評。1回戦で金星が多く出る波乱のスタート。むしろ新世代のスターたちにスポットを当てたコンセプト大会ということでしょう。コールのヒール性、エルガンのパワーとテクニックとメイン級が活躍、TJPOPやヤンガーの当たりっぷり、リコシェの勝ち上がりと総じて素晴らしい大会。☆4.25



気になった方はここに・・・いや、むしろ買うしかない!!

http://www.freebirds-shop.com/