後藤真希さんが報道されたように「生きて仕事をしたい」「母を追って死にたい」と「二重思考」しているなら「PTSD」を発病している。
治療はまず本音の「悲しみから死にたいという気持ちから抜け出せない」にスタートを揃え、「笑いもするし仕事もするが悲しみは生涯ついて回る」に持っていくことである。
この治療過程を熟知した(ラポール形成可能)精神科医がパキシル(SSRI)をあるタイミングで処方すると、患者は激しい悲哀感に襲われる。抑圧・解離された感情が噴出するのである。
「涙が出ているか」が危険性の目安になる。泣いているPTSD患者は治療上問題はない。