フォーカシング・体験過程 | 伊豆暮らし.moaのブログ

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2022年より、伊豆高原に引越しをしました。
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ジェンドリンはいっています。
自分の経験を正確に表現できたかどうかは、その言葉によって言葉と経験に相互作用が起こり、、その結果生じる、たとえば、胸のつかえがとれる、腑に落ちるなどの身体で感じられる変化によってわかると。

たとえば、私の今の感じでやってみます。

少し落ち着いて、ここしばらくの自分の全体を感じてみます。
それを感じていると、おなかの脇腹の下あたりから、ぽこん、ぽこんと泡がわいてくるような感じです。

いくつかあるのがわかりました。

「あ~、一つじゃないなぁ」 少し身体が緩みます。

ここで、表現されると、今度は、それを表現したとたんに、新たな経験となって変化していきます。

「泡がそんなに大きくなくて動いている、これなら、ちょっとずつ扱えそうでなんとかなるかなぁ」

この体験と、表現があって、その表現が適切だと、推進(carrying forward)が起こります。

「なんとかなるかなぁ」が carrying forward です。

せっかくここまで来たので、もう少し一人フォーカシングをやってみます。

一番最初に出てきた泡です。
胸の真ん中にいて、形が変わり、結構べたべたしています。
う~ん、これは、ここでは扱えないようです。これは私の現実にとってどういうことなのと問いかけてみると、私には、わかっているのですが、ちょっと問題が大きいので、厄介です。

でも、根本にこれがあると、わかっただけでも良しとします。
「ふ~~ん、一番に出でてきてるんだなぁ、でも、泡だったなぁ。」

ここで、もう一度、carrying forward です。

「泡なら、ちょっとやれるかも。」

「あ~~、ちょっと重いからゲップで出しちゃおう。
そうか、ガスが溜まってたんだなぁ。そりゃあ、大変だもの。全面システム改革じゃあね。。」


もう一度、carrying forward 

ゲップには涙の成分も含まれていたようです。
「まぁ、こんなもんだよね」という言葉が浮かんできました。

「この状況にしてはまずまずだよね。」

ちょっとふわふわして、新しい着地点を探しているたんぽぽの綿毛みたいな気持になりました。

ここのところ、急激に来ているシステム改革の中で、ちょっと重たくなっていたものが、少しは吐き出せたようです。