アメリカで、あらゆる抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」
の感染が広まってるようです。↓
http://matome.naver.jp/odai/2136264549070920501
インフルもそうですけど、事実なのか、仕組まれた脅しなのか
個人的にはよくわかりません。
わかりませんし、わかったところで何か対策を立てようとも思いませんけど。
理屈からいけば、事実であって何ら不思議ではないですよね。
同じ抗菌スペクトルの薬剤でも、世代があります。
抗菌スペクトルというのは、種々ある細菌の中の、
どのグループの菌に対して効き目を持っているか、ということです。
抗菌スペクトルが広い薬剤は、幅広い種類の細菌に効き目がある、ということになります。
一般的な感染症で投薬する場合、「セフェム系」という抗生物質を
使うことが多いのですが、今使われているのは第4世代が多くなってきています。
アップルの i phoneや i pad も第○世代って言いますよね。進化してるんです。
なぜ抗生物質は第4世代まで進化したのでしょう?
いや、「なぜ進化させたのでしょう?」と言ったほうがいいかな?
以前にも書きましたが、人間のカラダなんかは、60兆個もの細胞で出来てるといいます。
それに比べ、菌の多くは単細胞生物です。
ウィルスに至っては、細胞を持たず、細菌よりもはるかにちっちゃい。
すべての生物の大先輩である単細胞生物はウィルスとうまく付き合いながら
太古の昔から地球で暮らしてきました。言わば人間の大先輩です。
僕は菌の専門家ではないですが、
きっと人間よりも生命力や環境に適応して生きていく力を持っているはずです。
だから、「生物」としては動物よりもシンプルで強いと思っています。
そう考えると、植物は自分でエネルギーを作れるし、動物と違って
動き回って餌を探す必要がないわけですから、これまた動物よりも生命力がつよい。
菌もウィルスも植物も、喋ったり怒ったりしないのをいいことに、
動物は好き放題やってきたわけですね。
しかし、野生の動物は地球上での自分の位置をしっているのか、
ある種を徹底的に滅ぼすことはしないですよね。
ある種を根絶してしまうと自分の餌がなくなることを知っているからかな?
・・・・人間は、ちょっとやりすぎてしまいましたね。
ほんの数百年前まではまだよかったのに、
ここ100年くらい、いえ、ここ60,70年くらいは特にやりすぎてしまいました。
菌やウィルスや植物、野生動物の、億単位の年月の歴史から考えると
ほんの一瞬で大きく変えてしまいました。
現代人がそう考えるようになったことでさえ、地球上での成り行きと言ってしまえば
それさえも「自然」かもしれませんが、だったら、
スーパー耐性菌が現れたことくらいでガタガタ騒がないで欲しいもんです。
喋ったり怒ったりできない大先輩からの信号かもしれないと思って
受け入れるしかないでしょう。
普通の気のいい友人だって、腹に据えかねることがあれば殴ってきますよ。
殴った理由をきいて、こっちが悪ければ素直に謝って、
向こうが勘違いしてれば、話し合ってわかりあえばいいじゃないですか。
「あいつは言っても通じない」のは、生まれつき言っても通じない人な訳ないですよ。
生まれついての「悪人」っていると思いますか?
育ってきた環境や出会った人との関係でそうなったのであって、
生まれた時は皆同じ100%だったと思いますよ。
同じ地球上に存在した人間、菌、ですから、分かり合えるはずですけどね。
ちょっと喧嘩したからって、すぐ悪者に決めつけないで、仲直りする方法を
考えればいいと思うんですけどね。
ちょっともめたらすぐにのけもの、のけもの・・・・
そのうち、一体何が残るでしょうね。
一体、どういう仕打ちが待ってるでしょうね。
金八先生の最終回見た人います?
分かりやすかったと思いますけどね。
「悪はどこにありますか?路地裏のゲームセンターにありますか?
悪は皆さんの心の中にあります」
悪と決めつけ排除する前に、自分はどうかと振り返ってみたいもんです。
僕だって、腹に据えかねることがあれば人を傷つけるかもしれない。
「あいつは単細胞のバカだから・・・」って言われても怒ることないですよ。
生き物としては、最上級の褒め言葉ですよ、きっと。
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