AM局がFM局へ鞍替え? | VBCテレビブログ放送

AM局がFM局へ鞍替え?

文化放送、TBSラジオ、ニッポン放送などのAMラジオ局が、FMラジオへの移行を検討していることが判明しました。

高層ビルが電波を遮るなどして聞こえにくいことなどから、AMの経営環境は悪化していると言われています。聞きにくさの解消を低コストで実現し、生き残りを目指す一環からのFM波へ移行で、災害時に強いラジオを重要視する政府もFM化を後押しする方針だという。

関係者によると、在京局のほか、関西や地方にも移行を検討しているAM局があるとか。早ければ数年後の移行を目指すという。

FMになれば周波数は変わりますが、障害物の少ない高い場所から電波を送れるため、聞こえやすく音質も良いという。しかし当面はAM波も残し、FMと同じ放送を流す見通しとか。

AM局の半数は'20年度までに老朽化した送信所の更新時期を迎え、設備投資額を抑えられるFM移行を目指す局は増える可能性もあるとか。

FM移行に伴い活用を考えているのは、テレビのデジタル化で空いた「V―Low」と呼ばれる電波帯。これまでラジオ業界は、ここを使ったデジタル化を検討してきたようで、東日本大震災でラジオが見直され、聞きやすく多様な情報を届けられるデジタルラジオを立ち上げ、災害対策に役立てるという構想だとか・・・。


これはねぇ~遠距離リスナーにとってはもう「死ね!」と宣告されているようなものです(泣)FMだと確かにクリアーな音声になりますが、それはあくまでもエリア内に限った話。

AMは夜になると遠くまで電波が飛ぶので、エリア外のラジオ受信にエナジーレベルがピークになる遠距離リスナーも多いものです。

特に地元ラジオ局数が少ない地方在住者だと、夜になれば全国各地のAM局が数多く聴こえるのは大変魅力的なのです。・・・チョンの混信もありますが(怒)特にKBSな!(怒)もう死ね!骨まで砕けろ!

・・・取り乱してしまい失礼致しました。チョンの混信の話は置いといて、(当局もかなり混信に泣かされた被害者なので・・・実はこれにも真面目にワケがあるので機会が有れば特集します。)AM波がFM波になってしまうと、もうエリア外のラジオ局の受信が困難になってしまうからです。

「スマホとかネットとかあるじゃねーか!」という御意見もありましょうが、全てのラジオ番組がネット配信されている訳でもないし、ネットだとタイマー録音までは出来ません。(当局は深夜番組をタイマー機能付きのテレコでカセットテープに録音してカー・ステレオで聴きます)

現在も「志村けんの夜の虫」(TBSラジオで金曜深夜0時から放送)をタイマー録音して聴いています。しかしFM波に鞍替えしてしまうと、もうエリア外受信も出来なくなってしまいます。

そもそも当局の屋内の環境ではFMの受信が困難で(泣)雑音がヒドくて地元局の受信も困難なくらいなので、FMは殆ど聴かないのです。(と言うか聴こうにも聴けない)クソ寒い冬に外に出てまで聴きたいFMのラジオ番組も無いし。「志村けんのファースト・ステージ~はじめの一歩」(FM岩手ほか)が聴きたいのですが、"けんもほろろ"で(泣)AM波なら頑張れば聴けるのですが・・・。

今回話に出たのは都心における高層ビルによる電波障害解消の一環もあるかとは思います。現在も沖縄県をはじめ離島ではAM波をFM波にして送信している中継局もあります。(諸外国との混信解消の為)離島の多い沖縄県では周辺諸国との混信が物凄いらしいので(泣)


FM波への変換は離島だけに留めて欲しいです。