ピアノを弾く者として、一生ついて回る課題。
それは、”自分の楽器を持ち運べない”ということです。
だから、その場にいらっしゃるピアノさんとはじめましてと言いながら、
慣れるために触れないと、落ち着かない。。
ヴァイオリン、フルート、クラリネット…etc…
普段弾き慣れている我が分身を、本番のために持って行けない。
何百キロもあるグランドピアノを、
まさか背負っていくわけにはいかないです。
ですから、ピアノを弾く人は本番ごと違うピアノで、
自分の表現をしなければならないわけです。
名だたる大家のピアニストの中には、
自分のピアノをコンサートのために
ホールに持ちこんで演奏した話が知られていますが、
一介のピアノ弾きには、そんな経費のかかることは無理なわけです。
そこにたたずむピアノの個性に合わせて、演奏することの難しさ…。
私も少しはわかるつもりでいます。
さらにホールの響きも加わって上での音色が、お客様には届くのですから
そのあたりも考慮しながら、美しく奏でることのできる奏者は
やはり一流だと思うのです。
さて先日、電子ピアノを買い替えたのですが、
フットワークの軽い(=重量も軽い)ものを選んだのは、
実は理由があります。
そのうち、ピアノを運んで出張演奏などをするときに、
持っていけるように…。
ピアノが無い場所での演奏を依頼された時に、
役に立てばいいなと思ったのです。
車に積んで、持って行きます♪
しかし、問題が生じました。
やっぱり、電子ピアノと言えど…軽めと言えど、重い!!
娘を肩車する私ではありますが、それでも…お・も・い!(゚_゚i)
これでは、腰を痛める!と感じましたので、
持ち手のある、ケースを作りました。
こちらは、ピアノのスタンドのケースです。
業務用っぽい生地で丈夫なものを作りました。
また、電子ピアノ本体のケースは、
手作りするには割に合わなそうなので買いました。
(ぽちっ♪と)
これで、少し運ぶのが楽になりそうです。
ちなみに…
春は名のみの風の寒さや~♪お風邪など召されませんように
ぽちっ!応援ありがとうございます♪
↓ 全国の素晴らしい先生方のブログに出会えます
ブログランキングに参加しています
にほんブログ村
講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
お問い合わせは、HPのお問い合わせフォームからどうぞ