シャイマン・シンドローム(前編) | 女性の魅力を語りますっ!

シャイマン・シンドローム(前編)

だいぶ前にブログに書きましたが、僕は今から約15年前、ある結婚相談所の

仕事を友人とふたりで受けたことがあります。


他の相談所は分かりませんが、この会社はおそらく他とは明らかに違う特徴が

ありました。


男性会員のほとんどが、女性に対してオクテというか、交際はおろか、まともに

会話したことのない「シャイな男性」だったのです。


パーティの様子はコチラを・・・2009/6/22 「続・婚活ブログ」
http://ameblo.jp/kogoro56/entry-10285636835.html



その会社は当時「シャイマン・プログラム」という手法を取り入れていました。



それってなに?



これはギルマーティン,ブライアン・G.という心理学者が書いた書籍
「シャイマン・シンドローム」を基にした、文字通り“シャイな男性”が、女性と出会い、

交際を始めるための恋愛エクササイズ・・・ともいうべき内容です。


ちなみにネットで調べてみたら、この書籍「シャイマン・シンドローム」は、すでに

絶版になっていました。



参考までに、その内容の詳細は・・・


「弱い男」は相手にされず、「結婚できない」男性が急増している現代。
女の子に話しかけたくても、なかなかうまくできない…。
本書は、そんなシャイマンたちの現実を明らかにし、その原因を探り、

彼らが正しい知識によって社会に対応し、自信を持って生きていくように

するための画期的な書。
「シャイ度テスト」付き。


恋愛未満の男たちの問題点は何?―アメリカ性革命に取り残された

シャイな男に愛は妙薬

シャイな男は生まれつき?―動物実験で推し量るシャイマンの脳と、

大脳生理学的考察

社会との関わりがシャイを生む?―シャイな少年の成長過程を予測し、

社会の関係を見る

シャイマンって何?―本書のためのシャイな男の調査データ収集の

秘法を明かす

シャイマンは胎教のせい?―子宮内時代と、シャイマンの母親の

典型タイプを発見

親の結婚生活の質も問われる?―シャイマン家庭に姉妹はおらず、

親の結婚満足度は低い

男だけのグループ社会がシャイを作る原因か?―男社会のいじめ、

男らしさの神話はシャイの原因

シャイな男は実は早熟?―幼心に恋を知るシャイマンは、理想と現実に

悩む少年



と、こんな感じです。


僕も相談所のほうから1冊もらって読みましたが、大変興味深く、ユニークな
内容でした。

そして、普通の男でも「シャイマン」になりうるんだなあ・・・とも感じました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


話を戻します。


「シャイマン・プログラム」

僕の記憶では、男性の年齢や性格、女性との交際経験などをリサーチし、
会社側が独自のプログラムを組む・・・という話でしたが、実践編としては、
以下のような手順でした。



1)同年代の女性と、ほとんど話したことがない。何を話せばよいのか分からない

男性には、話題のネタをレクチャーし、(趣味・好きなスポーツや音楽、TVなど)
とにかく女性と1対1で話す練習をする。


「えっ、成人した男性がそのレベルからスタート?」と思われますか?
はい、それが「シャイマン」なのですから。



2)少し話せるようになったら、スタッフの女性と街に出て、ウインドウショッピングや
喫茶店でおしゃべり。(ま、擬似デート?ですかな。)



3)スタッフの女性と食事をする。
(※スタッフの女性のひとりに聞いたのですが、ある男性会員は、自分の料理が
運ばれてくると、相手に構わず食べ始め、2~3言しか会話せず、
勝手にひとりだけ完食!当然彼女、あきれたそうです・・・)



まあ、仕方ないといえばそれまでかな~

だって、どうしていいかそもそも分からないから、こういう会社に
登録したんでしょうからね?


・・・・・・・・・・・・・・・・


ところで、「シャイマン」というと、15年前と現在では、どちらが多いでしょう?


あくまでも僕の感想ですが、現在のほうが圧倒的に多いと思いますね。


15年前というと、ちょうど携帯電話が出始めた頃。

まだメール機能もなく、当然インターネットもTVゲームもない。


当たり前ですが、男にとって女性とは「生身の人間」でしかありえなかった
わけですよ。



今はどうでしょう?



ゲーム・アニメの中の女の子にマジで夢中になる若者。


恋人同士でもメールでやりとり。


いや、メールは便利ですよ。もちろん。


でも15年前のシャイマンたちは、どんなに恥ずかしくても女性と話すときは

直接会うか、あるいは彼女の実家(!)に電話するしかなかったわけですよ。



かくいう小五郎だって、シャイマンではありませんでしたが、
最初の頃、彼女の実家に電話するという行為は「顔からファイヤー!」
ものでしたよ。


なぜか彼女が直接出ることはほとんどなく、確率順でいうと「お母さん」
「妹さん」「お父さん!(コレ最悪でしたマジで。)」がでて、
「あ、あの~ワタクシ小五郎と申しますが○美さん、いるでしょうか?」



てなかんじで。。。 まあ、回数重ねるごとに慣れはしましたが。



それに比べると、今の若い男はそんな思いせずに携帯直でやりとりできるし・・・


イヤ、だからこそ軟弱な男が増えてきているのではないでしょうかね?



例えば・・・


「本人不在。親同士が子供の写真を持ってお見合い(←TVで見ました)」
なんていう信じられない光景。


まあ、子供にいい相手を見つけてやりたい・・・っていう親心は分からなくも

ないんですが、それって本人のためになるのでしょうかね~



(後編に続く・・・「なぜ男はメールが苦手なのか?」)




引き続きどうか!ご協力願います!!
人

気

ブログランキングへ
応援ポチお願いします!