桜の季節 「桜」を枯らすサークルに気をつけよう | 独立直観 BJ24649のブログ

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流行に浮かされずに独り立ち止まり、素朴に真っ直ぐに物事を観てみたい。
そういう想いのブログです。

今年は例年よりも桜の開花が2週間ほど早いと言われています。
桜の季節が早くも到来しました。
晴れて大学生になる人もたくさんいると思います。

大学生になった皆さん。
おめでとうございます。

充実した大学生活を送ってください。


ところで、日本を象徴する花と言えば、*さくら*です。
「桜は韓国発祥ニダ」というのはデマです。
騙されてはいけません。

大学には様々なサークルがあります。
サークル活動は、充実した大学生活を送れるかどうかを左右します。
サークル選びには気をつけたいものです。
特に気をつけたいのは、
「桜」を枯らす活動をするサークル
です。


大学の中には、「社会科学研究会」というサークルが存するところがあります。
「社会科学研究会」でグーグル検索してみましょう。
すると、名古屋大学の社会科学研究会(名大社研)がトップページに出てきます(2013年3月24日現在)。

ちょっと覗いてみましょう。


お花畑チックでほのぼのとしています(´ー`)
育ちのいい名大生同士、茶でも飲みながら世間話でもするのかなぁ、という感じがします。


ほほぅ。
「今年のテーマ」ですか。
興味深い。
クリッククリック


(゚Д゚)ハァ?


「私たちはドイツのヒトラー政権が議会選挙を通じて成立したという歴史を忘れてはならないと思います。」
と書かれており、安倍総理をヒトラーと重ね合わせるという、
お花畑の外観とはかけ離れた、非常に過激な主張が述べられています。

「「天皇を戴く国家」を命をかけて守る軍隊として「国防軍」を創設し、「公の秩序」の名によって基本的人権を制限して、「生存権」も実質上否定していく・・・。」
とも書かれています。
当たり前ですが、日本を守れるのは日本人だけです。
日本人が日本を守ることを否定する日本国憲法こそが異常なのです。
そして、わが国の歴史は天皇をいただく歴史であり、これが国体であるから、
天皇をいただくわが国を軍隊をもって守ろう、というのは、当たり前のことです。
安倍総理が目指すのは、異常な憲法を正常な憲法に是正しようということにすぎません。
そもそも、国防をおろそかにし、敵国に攻め込まれれば、生存権など守られません。
生存権を守るには、生存権を保障する国家を防衛しなくてはなりません。
生存権を守ろうと言いつつ、国防軍を否定するのは、矛盾しています。

むしろ、国防・兵役は、国民の権利とさえ言えます。
松木国俊「ほんとうは、「日韓併合」が韓国を救った!」(ワック)を見てみましょう。

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「1938年に志願兵制度が実現して以来、多くの朝鮮の青年が日本軍に志願し、日本人とともに亜細亜民族の解放、東亜新秩序建設の理想のもとに戦ったのです。」(235ページ)

「金錫源少佐の活躍もあり、朝鮮半島では、「自分も日本人として戦いたい」と多くの若者が血書をもって従軍を志願しました。
そのようなムードの高まりのなかで、南次郎総督は「朝鮮人特別志願兵制度」を日本政府に提起し、これが昭和13年(1938年)度より実現して、別表にあるような物凄い数の志願者が殺到したのです。」(238ページ)

「朝鮮では1944年4月徴兵制が実行されました。
当時は(現在のアメリカや韓国でも同じですが)、国を守る兵士になることは極めて名誉なことでした。
祖国を守る崇高な任務で日本人の友人が出征するたびに、「兵士になれない自分たちはやはり二等国民である」と思い知らされていました。
したがって、朝鮮人にも徴兵制を実施することが決まると多くの朝鮮男子がこれを大歓迎したのです。
(中略)しかし、(中略)徴兵令で召集された朝鮮人兵士は訓練中に終戦を迎えたために結局、戦地に送られることはありませんでした。」(240ページ)



日韓併合は1910年なので、28年間にわたって、朝鮮には志願兵制度すらなかったということになります。
朝鮮人たちは、自分たちが軍人になれないのが不服で、軍人になりたいと志願したのです。
命を懸けて国を守れてこそ一等国民。
軍人になれないということは、一等国民になる権利を認めないということ。
そう考えると、日本国憲法は、大日本帝国憲法に保障されていた、
一等国民になる権利を国民から剥奪した、と考えることもできましょう。
そういう言い方が皮肉めいているとしても、
名大社研が力いっぱい間違っていることは明らかだと思います。

ちなみに、私の知り合いが名古屋大学大学院に通っていたのですが、
研究室が中国人だらけだったそうです。
名大とは、そういう大学なので、名大社研に共産主義勢力が入り込んでいても何の驚きもありません
気づいた人は気づいたと思いますが、名大社研のマスコットは、パンダです。
名大社研は中国が大好きなんだなぁ、という感じがします。
パンダはチベット自治区に生息していますが、チベット人は中国共産党に弾圧され、僧たちの焼身自殺による抗議活動が相次いでいます。
名大社研の皆様には、ぜひ、チベット人の生存権を守れと主張してほしいと思います。

なお、ウィキペディアで「社会科学研究会」を調べると、
「社会科学研究会(しゃかいかがくけんきゅうかい)とは、主に大学で結成されるマルクス主の研究サークルである。社会科学とは、狭義では科学的社会主義ことマルクス主義のことを指す。」
という説明が出てきます。

何を隠そう私、大学に入学し立ての頃、社会科学研究会に勧誘されたことがありまして、
社会科学研究会の正体も知らずに、
「あなたの主張や推薦図書は、まるでマルクス主義ですね。
そういう赤い考え方はお断りです。」
と言ってしまい、相手がブチ切れて大口論になった苦い思い出があります。
こういう苦い経験を、他の人にはしてもらいたくないです。

こういうサークルが日本全国にいくつもあります。
こういうサークルに入っても、反日活動という、
「桜」を枯らす活動に利用されるだけで、
大事な青春を無駄に過ごしてしまいます。


サークル選びには気をつけたいものです。

最後に、新渡戸稲造「武士道」の邦訳を紹介します。

~新渡戸稲造「武士道と修養」(実業之日本社)より~

「日本の武士道というものは、それを象徴すると同じく、我が国に固有の花である。
それは干からびた道徳の標本として、歴史の押し花の中に保存されているものではない。
その力は、その美は、今なお我が民族の中に生き生きと息づいているのだ。
武士道はすでに実体的な形を持たないが、依然として徳の香りを漂わせ、我々をその大きな支配下に置いている。
これを産み育てた社会形態はとうの昔に消え失せた。
しかし消滅したはるか昔の遠くの星が、今なお我々の頭上できらめいているように、封建制度が生み出した武士道も、封建制が消滅した後も生き残って、我々の道徳の道を明らかにしているのである。」(88ページ)

「武士道には固守すべき教義もなく、形式もないから、ちょうど桜の花が一陣の春風に花吹雪となって散るように、消滅するに任せるしかない。
しかし完全に消滅することがその運命とは限らない。
(中略)
武士道は、1つの独立した倫理の掟としては滅ぶかもしれない。

しかしその力は地上から消えることはないだろう。
武士の勇気、名誉の教訓は破壊されるかもしれない。
しかしその光明、栄光は長く生き延びるであろう。
それが象徴する桜ののように、四方からの風に散ったとしても、その香りはなお馥郁として人類を幸福にし、人生を豊かにするであろう。
何世紀もたち、武士の習慣はすでに廃れ、その名前さえ忘れられていても、遠き彼方の見えざる山路から、そのゆかしい香りは風に乗って漂ってくるであろう。」(203~204ページ)

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「人生を豊かにする」ためには、
「桜」をより美しく満開にするのがよいのか、
「桜」を枯らすのがよいのか。

そういう観点でサークル選びをしてみるのもよいかもしれません。

(追記)
名大社研は、安倍政権の経済政策を「ウソ・まやかし」と言いますが、
こういう反アベノミクスこそが「ウソ・まやかし」です。



(4分34秒あたり)

上念司「次の書籍の企画のために反アベノミクス本を何冊か読んで思った事」(http://real-japan.org/2013/02/28/1344/)

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