天皇賞(秋)【近代競馬150年メモリアルレース】、枠順確定&前走プレイバック? | さかなくんのパカパカ日記

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10/28(日曜日)

第4回東京競馬9日目11R

第146回 天皇賞・秋(GⅠ)【近代競馬150年メモリアルレース】枠順確定&前走プレイバック
芝 2000m/GⅠ/3歳上/国際/定量

【枠順確定】:18頭 
( )内は調教後の馬体重と計量場所

ナカヤマナイト
(480kg・美浦)
牡4/58.0kg 
柴田善臣/二ノ宮敬宇
騎手厩舎連対率:22.9%
東京芝:2-1-0-2 
芝2000m:0-1-0-3 
最高タイム:2.00.4
<前走は?>オールカマー1着。折り合いに課題のある馬だが、外目でリズムよく走れたことで、無駄な力を使わずに追走していた。徐々にポジションを押し上げ、捻じ伏せるように他馬を封じての勝利。中山コースへの適性も特筆モノ。



シルポート
(518kg・栗東)
牡7/58.0kg 
小牧太/西園正都
騎手厩舎連対率:42.9%
東京芝:2-4-0-10 
芝2000m:0-0-0-3 
最高タイム:1.59.2
<前走は?>毎日王冠14着。いつも通り、主張してハナへ。この馬らしく極端にラップを落とすことなく、後続に脚を使わせる作戦も、この日は粘りが一息。逃げ馬の大敗は仕方ないとして、本来のこの馬ならもう少し際どい走りができたはず。やや不満も残る。



ネヴァブション
(483kg・美浦)
牡9/58.0kg 
三浦皇成/伊藤正徳
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:2-0-2-9 
芝2000m:3-0-3-10 
最高タイム:1.58.3
<前走は?>オールカマー13着。以前のような行きっぷりが戻らない現状。このレースも後方からの追走を余儀なくされる。道中でポジションを押し上げ、この馬なりに頑張ってはいたが、最後は完全に息切れの内容。年齢的な衰えは隠せない。



フェノーメノ
(506kg・美浦)
牡3/56.0kg 
蛯名正義/戸田博文
騎手厩舎連対率:29.3%
東京芝:3-1-0-0 
芝2000m:2-0-0-2 
最高タイム:2.00.9
<前走は?>セントライト記念1着。道中は先行勢の直後の好位、被されるのを嫌って早めに動く競馬で、直線の入り口では早々と先頭に立つ積極的な競馬。内を器用に立ち回った2着馬とは着差以上の力の開き、世代トップレベルの実力を存分に見せ付けた。



サダムパテック
(512kg・栗東)
牡4/58.0kg 
武豊/西園正都
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:2-1-0-3 
芝2000m:1-1-0-0 
最高タイム:2.01.0
<前走は?>安田記念9着。スタートを決めて中団追走、直線も馬場の真ん中に持ち出してあとは伸びるだけといった状況だったが、そこから意外にジリジリ。鞍上も首を傾げる敗戦だったようだが、この馬には時計が速すぎた感もある。



ルーラーシップ
(526kg・栗東)
牡5/58.0kg 
メンディザバル/角居勝彦
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:1-0-0-1 
芝2000m:4-1-0-0 
最高タイム:1.59.1
<前走は?>宝塚記念2着。ゲート一息で序盤に無駄脚を使ってしまったことが悔やまれる。中団から正攻法の競馬で強い勝ち馬に迫っただけに、スタートからスムーズだったら…それでも、やはり実力はA級。それを改めて証明したレース。



アーネストリー
(544kg・栗東)
牡7/58.0kg 
佐藤哲三/佐々木晶三
騎手厩舎連対率:23.9%
東京芝:0-1-1-2 
芝2000m:6-1-2-5 
最高タイム:1.57.4
<前走は?>宝塚記念7着。久々に満足できるレース運びが叶った。2着馬に早めに来られて動かざるを得ない場面はあったが、それもこの馬にとっては想定内だったはず。これで粘り切れないあたり、本調子を欠いていたということ。



ジャガーメイル
(495kg・美浦)
牡8/58.0kg 
石橋脩/堀宣行
騎手厩舎連対率:27.3%
東京芝:3-2-1-4 
芝2000m:2-0-0-2 
最高タイム:1.57.4
<前走は?>天皇賞・春4着。道中は後方待機で自分のリズムを守ることに徹する形。仕掛けもギリギリまで我慢し、直線もこの馬なりに伸びている。鞍上曰く硬い馬場を気にしたとのことだが、それでも差は詰めており、内容としては及第点以上。



ダイワファルコン
(510kg・美浦)
牡5/58.0kg 
北村宏司/上原博之
騎手厩舎連対率:29.7%
東京芝:0-2-2-4 
芝2000m:0-1-1-4 
最高タイム:1.58.4
<前走は?>オールカマー2着。前が飛ばす中、理想的な好位追走が叶った。道悪になったことで折り合いも楽になり、レース運びとしては最高に近い形だったが、前が早めにバテてしまい先頭に立つ形、これで後ろの目標になってしまったのは痛かった。懸命に抵抗したものの、勝ち馬に及ばず2着まで。


10
フェデラリスト
(530kg・美浦)
牡5/58.0kg 
横山典弘/田中剛
騎手厩舎連対率:50.0%
東京芝:1-0-0-1 
芝2000m:3-1-0-1 
最高タイム:1.59.4
<前走は?>毎日王冠16着。出遅れてそのまま後方。結局、ほとんど何もできずに終わってしまった。鞍上曰く、状態が本物ではなかったとのこと。春シーズンの疲れを取るのに手間取っている。


11
ジャスタウェイ
(496kg・栗東)
牡3/56.0kg 
内田博幸/須貝尚介
騎手厩舎連対率:50.0%
東京芝:0-1-0-3 
芝2000m:未経験 
<前走は?>毎日王冠2着。道中は後方馬群の中を追走。少し向きになって走っている感じはあったが、折り合いは何とかついていた様子。直線でも手応え以上の伸び脚を見せて前に肉薄。3着馬と併せ馬の形になったことで、集中力を維持できたことも良かった。


12
エイシンフラッシュ
(500kg・栗東)
牡5/58.0kg 
M.デムーロ/藤原英昭
騎手厩舎連対率:-
東京芝:1-0-0-4 
芝2000m:3-0-2-1 
最高タイム:1.56.8
<前走は?>毎日王冠9着。外枠だったこともあり、道中は外目を追走。折り合ってそれなりに追走はできていたが、追ってからこの馬らしい決め手を使えず。大きく負けていないが、緒戦から仕上がり上々という話だったことを考えれば案外にも映る内容。


13
ダークシャドウ
(532kg・美浦)
牡5/58.0kg 
福永祐一/堀宣行
騎手厩舎連対率:33.3%
東京芝:5-1-0-0 
芝2000m:3-3-0-0 
最高タイム:1.56.2
<前走は?>札幌記念2着。ゲートを決めて先行策。何とか折り合いも付いていた。外から被される形を嫌って早めに先頭に立つ形になった分だけ後続の目標になってしまったが、ゴール前は差し返すところも見せており、強い競馬はしている。休み明けだったことを考えても、評価が下がることはない。


14
トランスワープ
(542kg・美浦)
セ7/58.0kg 
大野拓弥/萩原清
騎手厩舎連対率:20.8%
東京芝:2-0-0-1 
芝2000m:5-2-1-2 
最高タイム:1.57.6
<前走は?>新潟記念1着。ゲートを上手く出して中団のインでジックリ脚を溜める形。直線で少しづつ進路を外に切り替え、追い出されると弾けるように伸びて重賞連勝。着実に力を付けている。


15
トーセンジョーダン
(492kg・栗東)
牡6/58.0kg 
スミヨン/池江泰寿
騎手厩舎連対率:-
東京芝:3-2-0-0 
芝2000m:6-1-1-3 
最高タイム:1.56.1
<前走は?>天皇賞・春2着。外枠もあって道中は中団。折り合いもついていつでも仕掛けられる手応えで追走することができた。後ろに有力馬が控えていた分、やや追い出しが遅れた感もあったが、ゴールまで渋太く伸びて2着確保は立派。改めて地力の高さを証明してみせた。


16
カレンブラックヒル
(472kg・栗東)
牡3/56.0kg 
秋山真一郎/平田修
騎手厩舎連対率:25.8%
東京芝:2-0-0-0 
芝2000m:未経験 
<前走は?>毎日王冠1着。道中は離れた3番手。勝負ドコロで若干反応が鈍い面を見せたが、加速してからは本来のこの馬らしい力強さを披露。古馬相手、初距離、休み明け。不安な材料もある中で連勝を延ばした点を評価、まだ底が見えない。


17
マイネルスターリー
(490kg・美浦)
牡7/58.0kg 
松岡正海/田中剛
騎手厩舎連対率:-
東京芝:1-0-2-5 
芝2000m:4-0-0-19 
最高タイム:1.58.0
<前走は?>オールカマー12着。折り合いを重視して道中は中団馬群の中。ただ、ペースが上がったところでの反応が一息で、一時、大きくポジションを下げてしまう。結果的にその分が最後まで響いた格好。


18
トゥザグローリー
(540kg・栗東)
牡5/58.0kg 
岩田康誠/池江泰寿
騎手厩舎連対率:35.3%
東京芝:0-2-0-3 
芝2000m:2-1-0-1 
最高タイム:1.56.7
<前走は?>宝塚記念12着。中団の外目を追走し、後半の差し脚に賭ける形を取ったが、早々に手応えがなくなり見せ場もない失速。時としてこういった淡白な負け方。聞いていたとおり、デキも完調には至っておらず、ある意味で納得の敗戦でもある。