4時21分起床、読書。

「IOC~オリンピックを動かす巨大組織」

猪谷千春著。

新潮社刊。

1400円。


何度読んでも感嘆。

この巨大組織の魑魅魍魎。

そして、偉大なる五輪精神運動体。

東京五輪招致に必要なロビー活動とは何か、だ。


ニュースチェック。

ダルビッシュ、あと一人で完全試合。

惜しい。

でも、最盛期の実力を感じる。


アベノミクス特区構想。

大賛成。

経済成長戦略をリード。

規制緩和特区。


昨日の高校野球選抜大会決勝戦。

済美高校大敗。

安楽投手5連投。

投げすぎじゃない?

肩もひじも大丈夫?

超高校級投手の前評判は高いが、それにしても、短期間で5連投は、投げすぎ。

1-17という敗戦スコアも、残念。

夏に向けて、しっかりと休養を取ってから、カンバックしてほしい。

それに、チームとしては、もう一枚、安楽君を補完できる投手がいるんじゃないのかな。


9時より、憲法審査会。

本日は第5章の議論。

内閣の在り方について、首相公選制について、行政監視について。

首相公選制は、議員内閣制の否定ではないか?

議会と首相の関係性を整理しなければならない。


12時、清和研昼食会。

「アベノミクスには世論の支持がある。しかし、アベノミクスで所得が伸びるとは、思われていない。ここが世論調査のポイントです!」

と、関芳弘副幹事長より報告あり。

「総理自ら、経団連に出向いて賃上げを求めています。その結果か、春闘の満額回答が相次いでもいます。一時金で期待に応えている中小企業もあります。そういう現実を、地元の演説でお使いください!」

と。


13時本会議。

上がり法案処理と、国会同意人事処理と、ハーグ条約趣旨説明質疑。

待ちに待ったハーグ条約の代表質問。

民主党の菊田真紀子代議士が、

「昨年の通常国会で、当時の外務委員会の河井克行野党筆頭理事は、7本の条約を審議しなかった!私たちがあれほどお願いしていたのに!」

と、当時の河井さんや、国会対策委員長だった岸田さんを攻撃しはじめた。

本会議場の自席にいた河井さんは、そんな指摘をされて目を白黒。

菊田さんの指摘は、ちょっと違う。

当時の外務委員長は田中眞紀子さん。

田中委員長の委員会運営が支離滅裂で、与野党の理解を得られなかったというのが事実。

民主党の混迷ぶりを棚に上げて、今頃恨み言を言うなんて。


14時中川勉強会とりまとめ。

「著作権における、出版権の拡充」

がポイント。

文化審議会に提言を出すことを決定。

今後の展開は、

① 議員連盟を作り、立法作業

② 文化審議会の結論を待つ

③ 来年の通常国会で法改正(内閣法)

④ 議員立法の準備も進める

⑤ 電子書籍利用促進についても、議論を深める

⑥ ナショナルアーカイブの整備と利用促進については、将来の課題

と、整理。


15時半、千葉大学の森千里教授来訪。

ドイツの森鴎外記念館存続に向けて。

フンボルト大学構内の森鴎外記念館も、存続の危機。

外務省の基金を有効に使えないか、文化庁の予算で貴重な資料の散逸を防ぐことはできないかと、意見交換。

まずは、外務省より、フンボルト大学の意向を事情聴取していただくことに。

16時、外務省と、来週からの海外出張の打ち合わせ。

オーストリアと、ウクライナ。

スポーツ大臣やNOC関係者との意見交換会が最大目的。

あいた時間には、現地邦人とも懇親を。


17時、五輪招致推進本部インナー会合。

森喜朗最高顧問と、招致委員会の小倉会長とに、現状のお話をいただく。

先般の招致委員会のリポート結果と、現実のIOC委員の票読みは、違う。

いかにそのギャップを埋めるか。

一回目の投票で最下位にならないようにするか。

二回目の投票で勝ち抜くことができるか。

あらゆる情報を収集し、「東京開催」のオリンピズムと情熱を伝えられるかがポイント。


19時、猪谷千春さんと、面談。

五輪招致にむけて、情報交換。

「いかにパーソナルな関係を築けるかですよね!」

「三月の招致委員会の指摘に答えられるかどうかですよ!七月のプレゼンで、その指摘を解消すれば、懸念を払しょくできます!」

とも。


さっそく明日、関係者と打ち合わせすることに。