親と言うものは、自分の子にはどうも厳しくなりがちです。


子供の可能性を信じることを忘れて、


目先の欠点ばかりを探そうとしてしまいます。



いつの間にか、眉間にしわが寄って子供を睨んでいる私…。



できないことに憂鬱になり、いけませんと禁止ばかりしている母。



でも、子供はそんな視野の狭い親の予想など、


心のどこかで受けとめつつも、軽く受け流しています。



なにかの”きっかけ”さえあれば、


子供ってこんなにも大きく成長するものなのだと、


私は今回のコンサートで学びました。



親が知らず知らず押し付けている”枠”を軽々と越えて、


大きく羽ばたく力を我が子も持っていることを、知ったのです。



それは、このコンサート&シェア会の”場”の雰囲気であり、


遠く離れていても私たちを力強く応援してくださる、


たくさんの人々の声。


娘に心からの微笑みを送って下さったみなさんのおかげです。



娘は、発達支援相談室の先生から、


「Jちゃんは、風を感じる子だね。」


とずっと言われてきました。



”風を感じる”=その場の雰囲気を感じる心。



自閉症児・者は、その場の空気を読むことが非常に苦手です。


あいまいな表現だったり、言わなくてもわかるでしょ?といった


世間の常識の様なものが、理解できないのです。



しかし、心の奥深くで”感じ取る”力があると思うのです。



気持ちが伝えられなくても、


言葉や態度で表現できなくても、


定型発達の人以上に敏感に察知しています。



親なのに、そのことを忘れていました。



本日、雨の中ご来場くださったみなさま、


私と娘をいつも応援してくださっているみなさま、


心より感謝申し上げます。


本当にありがとうございます。



娘は、


”みんなしらない人だけど、


 にこにこ私の演奏を聴いてくれるんだニコニコ

”なんかよくわからないけど、がんばるぞビックリマーク


と思ったらしく、今までで一番良い演奏をしました。



自分の音、連弾する私の音、真剣に耳を澄ませているのが


伝わってきて、私もなんとも言えない気持ちで弾いていました。



二人で気持ちを寄せ合って演奏すると、


こんなに気持ちのいいものなんだと気が付いたようです。



そして、お客様に拍手をいただき、


発表会とはまた違った雰囲気の中で、


”とってもうれしい”をたくさんたくさんいただきました。



それは本人にとっては、なかなか得られない”成功体験”。


とっても貴重な経験です。



”がんばること”の本当の意味が、少しわかったようです。



なによりもなによりも…すばらしい宝をいただいて、


私も娘も本当に幸せです。



やすこ先生の日記帳


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