●魄〔「たま(玉)」と同源か〕たましい。
★たま 1 【▽魂/霊/▼魄】 三省堂 大辞林
〔「たま(玉)」と同源か〕たましい。霊魂。万物にやどり、また遊離しやすい存在と意識され、「木魂(こだま)」「言魂(ことだま)」「船魂(ふなだま)」「和魂(にきたま)」「荒御魂(あらみたま)」など多く複合した形で用いられるとともに、「魂祭(たままつ)り」「魂送り」「鎮魂(たましずめ)」「御魂振(みたまふ)り」などの行事や呪術を表す語形をも生じた。
「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへをみぬぞかなしき/古今(物名)」
» (成句)魂合う
» (成句)魂祭る
--------------------------------------------------------------------------------
はく 1 【▼魄】
たましい。陰の気に属し、死後もこの世にとどまるという。
「魂は冥途にありながら―はこの世に留まりて/謡曲・実盛」
→魂(こん)

★鬼(き)http://p.tl/y-To
... 肉体をつかさどる魄(はく)が鬼(き)である。魂は天上にて神霊となり、天上に昇れぬ形骸(けいがい)の主体である魄が鬼(き)と化す。横死したり無縁で祀(まつ)る人のない霊は、幽鬼として祟(たた)りをなす。 ...

★魂魄(こんぱく) http://p.tl/YKU8
中国の道教や伝統中国医学における霊についての概念である。
・道教の魂魄
中国の道教では魂と魄(はく)という二つの異なる存在があると考えられていた。魂は精神を支える気、魄は肉体を支える気を指した。合わせて魂魄(こんぱく)とも言う。魂と魄は易の思想と結びつき、魂は陽に属して天に帰し(魂銷)、魄は陰に属して地に帰すと考えられていた。民間では、三魂七魄の数があるとされる。三魂は天魂(死後、天に向かう)、地魂(死後、地に向かう)、人魂(死後、墓場に残る)であり、七魄は喜び、怒り、哀しみ、懼れ、愛、惡しみ、欲望からなる。また、殭屍(キョンシー)は、魂が天に帰り魄のみの存在とされる。(三魂は「胎光・爽霊・幽精」「主魂、覺魂、生魂」「元神、陽神、陰神」「天魂、識魂、人魂」、七魄は「尸狗、伏矢、雀阴(陰)、容贼(吝賊)、非毒、除秽(陰穢)、臭肺」とされる事もある。)

★霊魂(れいこん、英:Soul、もしくはSpirit)とは、 http://p.tl/_VPt    「魂」はこの項目へ転送
肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられている、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在のこと。
人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在、人格的・非物質的な存在[3]。個人の肉体や精神をつかさどる人格的存在で、感覚による認識を超えた永遠の存在
★関連項目   http://p.tl/KiTq

★殭屍(キョンシー)  http://p.tl/sJ6O
キョンシー(繁体字: 殭屍; ピン音: jiāng shī; 粤ピン音: goeng1si1)とは、中国の死体妖怪の一種。硬直した死体であるのに、長い年月を経ても腐乱することもなく、動き回るもののことをいう。広東語でキョンシー、北京語音でチャンシー。日本語の音読みで「きょうし」。
★映画・テレビでの設定  http://p.tl/9qVw
★関連項目   http://p.tl/QGkr

★ゾンビ(ゾンビー、Zombie) http://p.tl/wEiL
何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。ホラーやファンタジー作品などに登場し、「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる。

★死人憑、死人憑き、死人つき(しびとつき)  http://p.tl/yYH2
人間の死体に別の何者かの霊が取り憑くという怪異。郷土研究家・荻原直正の著書『因伯伝説集』に「死人に憑者」の題で記載されている。

★吸血鬼(きゅうけつき) http://p.tl/IyCf
民話や伝説に登場する存在で、生命の根源とも言われる血を吸い。 その存在や力には実態が無いとされる。
狼男、フランケンシュタインの怪物と並び、「三大怪物」と呼ばれる。

★道士(どうし) http://p.tl/ceCT
道教を信奉し、道教の教義にしたがった活動を職業とするもの。 男性の道士は乾道(けんどう)、女性の道士は坤道(こんどう)と呼ばれる。
1997年現在で、中国には2万5000人余りの道士がいた。
道士の服装は道袍と称し、中国古代の漢服の一種で、頭には古代の冠巾をかぶり、足には雲履と称する下履きを履いている。
道士は主に宮、道観、道院、廟、洞などと称する場所に住まい、そこで宗教活動を行っている。
また宗派によっても形態が異なり、全真教の道士は出家し、頭髪や鬚をのばし、髻をゆっている。また、精進料理を食べ、修養を重んじる。一方、正一教の道士は出家しない、在家の道士で、髪を剃り、護符を書いたり、道教儀礼を行うことを主な活動としている。
日本では香港や台湾のキョンシー映画を通して、一躍存在が知られるようになったが、娯楽映画では実際の道士が正しく描かれているとはいいがたい。

★道教(どうきょう、Dàojiào、英語:Taoism) http://p.tl/ZWfq
中国三大宗教(三教と言い、儒教・仏教・道教を指す)の一つである。

★仙人(せんにん) http://p.tl/qBJt
中国の道教において、仙境にて暮らし、仙術をあやつり、不老不死を得た人を指す。羽人、僊人ともいう。
道教の不滅の真理である、道(タオ)を体現した人とされる。

★ヒトに由来する生薬  http://p.tl/qExV
生薬とは、天然物から有効成分を単離せずに用いる薬を指すが、その中にはヒトに由来する生薬も存在する。
有史以前のはるか古来より、人類は様々な物質を薬として用いてきたと考えられている。有史以降の現存する薬に関する書物としては、紀元前2000年頃のメソポタミア文明時代の粘土板を最古として、紀元前1550年頃の古代エジプトの『エベルス・パピルス』、紀元前3世紀頃の古代中国の『神農本草経』、紀元1世紀の古代ギリシャの『薬物誌』などの存在が知られている[1][2]。科学的知見や医学的知識がほとんど存在しなかった当時、これらの薬の多くは実際に服用した先人による経験則や、呪術的な見地(形態学的に特異な物や疾患との対応性など)、ホメオパシー的見地、あるいは珍奇さから見出されてきたものであった[1]。神話においては、中国の三皇五帝の一人である神農氏が、日々七十数種の植物を身を舐めて試し、薬となるかどうかを判別したとの伝説が知られている

★鬼部(きぶ) http://p.tl/rReq
漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では194番目に置かれる(10画の最後8番目、亥集の8番目)。
「鬼」字は人の死後の霊魂を指す。霊的存在は天上界の存在を「神」、人のものを「鬼」といい、「天神人鬼」、併せて「鬼神」という。また「鬼」字は広く万物に宿る精霊を表すこともある。
その字形は肥大化した頭をもった人の形であり、その奇怪さから、さまざまな解釈を引き起こしている。亡霊そのものを描いたという説もあれば、『説文解字』のように人が亡霊に襲われている様子とする説もあり、また動物の仮面をかぶったシャーマンといった説もある。
なお和訓の「おに」は頭に牛の角をもち、裂けた口に虎の牙を生やした怪物を指すが、これは日本独自のものであり、鬼門(『論衡』や『山海経』に出典がある)が東北、すなわち艮(うしとら)の方角にあることからできたと言われる。
偏旁の意符としては霊魂や精霊などに関することを示す。
鬼部はこのような意符を構成要素にもつ漢字を収める。

★天使の一覧(てんしのいちらん)では天使を列挙する。 http://p.tl/MN3J
ここで挙げる天使(神使、御使い・み使い(み-つか-い)などとも)とは、比較宗教学のアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の聖典や伝承に登場する神の使いのことである。

★『宮廷神官物語』 http://p.tl/UD7I  (きゅうていしんかんものがたり)は榎田ユウリ/著、イラスト/カトーナオの小説。角川ビーンズ文庫より全11巻が出版されている。
...ている。ハクという名前は鶏冠に命名され、「白」、「魄(たましい)」などの意味が込められている。

★職貢図(しょくこうず) http://p.tl/HG2m
古代中国王朝皇帝に対する周辺国や少数民族の進貢の様子を表した絵図。「職貢」は「中央政府への貢もの」の意味 。貢職図とも呼ばれる。梁時代の梁職貢図が有名。

★アダム(ヘブライ語: אָדָם‎、亜: آدم‎ Adam)は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の伝承によると、創造主ヤハウェ・エロヒムによって創られた最初の人間である。ユダヤ教、イスラム教、マンダ教、バハーイー教では預言者とされている。
モーセ五書と旧約聖書に含まれる『創世記』では、第2章と3章でアダムについての物語が語られ、4章と5章でも一部触れられている。エチオピア正教など少数の協会における聖典『ヨベル書』、『エノク書』等でもアダムの生涯が詳細に語られているが、多数派の教会では認められておらず、ユダヤ教徒、キリスト教徒の大部分からは聖典でない外典とみなされている。
chapter=6 霊魂のはじまり-なぜ、男は「魂」的存在で女は「魄」的存在なのか