3月12日(火)長尾たかし 前衆議院議員からご案内いただき
上本町の「大阪国際交流センター」で開催された
「知っておかなければならないチベットの今2」のシンポジウムに参加してきました。
シンポジウム前に開かれたチベット中央政府・ツェリン・ワンチュク厚生大臣との懇談会にも参加させていただきました。
チベットの現状をお聞きし、非常に胸が痛むと同時に今私ができることは何かを自問自答する時間でもありました。
チベットは、もともと約2000年以上続く独立した国でした。
しかし、1949年から1959年に、中国軍がチベットを侵略しました。
1959年からチベットになだれ込んだ中国共産党による弾圧が始まり、
弾圧が激化した70年から90年頃までの約20年間に、チベットの総人口約600万人のうち約120万人が虐殺されました。
妊婦の多くは強制的に中絶させられ子孫を残させないようにさせられています。
そのような中国の残虐な行為に対し、チベットの人々は「焼身自殺」というカタチで抗議をしているのです。
チベットではこれまで127名の方が抗議の焼身自殺を図り、そのうち90名の方が亡くなりました。
言論の自由もなく、抗議デモをしようものなら拷問される。
もし、目の前で虐殺や拷問されている人があなたの家族や愛する人だと考えたら他人事では済まされないでしょう。
そして、中国は虎視眈々と日本の領土を狙っている。
私はこれからもチベット問題について学び、一人でも多くの方にその学びを伝えていきます。
みなさんもぜひ、この問題を自分自身に置換えて考えてみてください。