今年は連休が多い年だそうですね。
お休みが増えて喜ぶのは、
テーマパークやお店屋さん…それから子供!
大人は、休日だけど休めない。そんな方も少なくないと思います。
本日は娘サンデ―
相も変わらずのドタバタ劇が、人知れず繰り広げられています。
母は、娘の自由奔放な振る舞いに…もう慣れはしましたが、
たまに”五里霧中”状態になります。
要するに「途方に暮れる」のです。
それも、母だけね。(笑)
彼女はいつだって自然体。
不安定行動を引き起こす案件が無ければ、いたって平常心。
そこには何の虚勢もなく、ひとかけらの悪意もありません。
それは、知らず知らずのうちに“常識”というものを
意識して生きている私たちには無い”生き方”です。
”生きる”とは、どういうことなのか…
いつもいつも、私に問いかけてくれる存在なのです。
本日は、まず私が1時間ほど弾きました。
クラシックの名曲や、弾き歌いなど。
その間、娘は(ふんふ~ん♪)と塗り絵をしています。
母の演奏は、BGM。
でも、聴いていないようでしっかり心には届いているようです。
(これが、いつものパターンです。)
そして、1時間後に声かけを。
「Jさん、ピアノしませんか?」
「(…ぬりえにもあきたしね、しょうがない、やるよ。)」
…最初は乗り気でなくても、一旦ピアノに向かうと
何やら弾き歌いを始めます。
(これも、最近のパターンです。)
あえてレッスンを促さずに、しばらくその面白い弾き歌いに付き合います。
「ぽこっ、ぽこっ、ぽこ、ポココッシ―♪」
(↑本当は「ココ、ココ、コココッシ―♪」です。)
音はめちゃくちゃですが、自分の心から出てくるものを
次から次へと歌にします。
いいんじゃない~?
何しろ、”自分”を表現するのが大変難しい障がいですから、
こんな風に心から溢れてくるものを、止めるなんてできません。
母はずっと待っていました。
いいじゃないか!
その、楽しい音♪
面白い言葉の組み合わせ♪
サイコーのパフォーマンス♪
お母さんにはできないよ。
…はるか昔、娘が小さかったころのこと。
言葉も無く、私と目も合わせることがなかった時代。
人とのコミュニケーションが取れず、
本人の中で“困り感”をどう発信したら良いのか、
わからずにパニックになってばかりの頃もありました。
パニック、自傷、不安定行動…。
今も無くなったわけではありませんが、
少しずつ、本当に少しずつ、
”自分の気持ち”を相手に伝えるすべを身につけて来ました。
だから、今は昔より安心して
キミは、この世を生きているのかも知れないね。
私も若かった~。 (遠い目σ(^_^;))
若い分体力はありましたが、
娘を理解するスキルがありませんでした。
手探り状態の毎日。
親も子も、文字通り「暗中模索」の日々でした。
彼女にとって、周りの世界は理解できないことばかり。
どんなに悲しく、不安で生きてきたことでしょう。
“困り感”を抱えている人たちは、たくさんいます。
自分たちからは、声を挙げることはなかなかできません。
昔に比べて障害者という存在が、
世の中に受け入れられるようになってきました。
とはいえ、あまり大きな声で、
「こんなことで困っています。手を貸してください。」と
言えない状況が、依然としてあるのは事実ですね。
それは、当事者やその保護者個人を取り巻く環境だったり、
それぞれの家庭の方針にもよるでしょうし、
何かと複雑な事情があると思います。
…あれあれ?
ちょっと、日記を書くつもりが、こんなに脱線してしまいました。
みなさま、長くなりまして大変失礼いたしました。m(_ _ )m
本人はこれからも明るく前向き(たまに横向き)に、
元気いっぱい生きて行く予定でおりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
明日の休日も、やる気満々です。
この…無駄な…じゃなかった…型破りな”やる気”パワーを
母は何とか良い方向に導くべく、努力する所存であります。
世の中にはいろんな人がいて、
一つたりとも無駄な命はないことを、
このやんちゃ娘をご覧になって、
知って欲しいと思う母でございます。
娘には娘の“役割”があります。
それは、周りの人たちを笑顔にする力。
その力が世の中の役に立ってくれると、
親バカな母は、常に信じているのです。
そうそう、余談ですが…
本日のおやつは
①野菜ジュース
②みかん
③あんだんご
④むらさきイモのクッキー
…でした。
はいしい はいしい あゆめよ 子馬
山でも坂でも ずんずん あゆめ
おまえが進めば わたしも進む
あゆめよ あゆめよ 足音たかく
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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