箏曲で習う入門曲としても有名な、「さくら」。
江戸時代には「さいた桜」という題の歌で、
咲いたさくら
花見て戻る 吉野はさくら
竜田はもみじ 唐崎の松
ときわ ときわ 深緑
…という内容でした。
のちに、箏曲集の編者がこの歌詞をより分かりやすく、
すっきりとしたものに改めました。
さくら (作詞者未詳/原曲近世箏曲)
さくら さくら
弥生の空は 見渡す限り
霞か雲か 匂いぞ出ずる
いざや いざや 見にゆかん
(「箏曲集」明治21年10月)
さらに、昭和16年の文部省の「うたのほん(下)」には、
歌詞を改めて掲載されました。
さくら さくら
野山も里も 見渡す限り
かすみか雲か 朝日ににおう
さくら さくら 花ざかり
この歌詞の方が、今の若い方はしっくりくるかも知れませんね~。
…さくらって、どうしてこうも日本人の心をつかむのでしょうか…。
パッと咲いてパッと散っていく。
そのはかない命に、自らの人生を重ねるからかも知れませんね。
咲く時は見る人みんなを喜ばせたい。
潔く、散るときは散る。
人生、そうありたいですね。
美しい桜の花びらが舞うのを見ながら、自転車で
快速運転(…仕事中だったから、通勤快速かも…)していた私です。
…たまにはゆっくりお花見したいものです。(;^_^A
戸田市文化会館横の、後谷(うしろや)公園にて。
たくさんのご家族連れのかたでいっぱいです。お花見お花見!
自転車を停めて一枚撮ろうとしたら、
むこうから手を振り近づく人が♪
おおっ!生徒さんのお母様ではないですか~!
スラーマンを作ってくれた、Sちゃんのお母様でした。
お友達とみんなでお花見にいらしたそうで
今日はとても穏やかで暖かな日になりましたから、
楽しくお花見できましたでしょう。
よかったですね~
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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