公立高校前期入試【高槻川添教室】 | 高槻市川添の学習塾SCOT 高槻川添教室・SCOT高等学院 スタッフブログ

公立高校前期入試【高槻川添教室】

20日に2013年度公立高校前期入試が行われました。受験した生徒に聞くと、みんな数学が難しかったと言っていましたが、大問2(5)の空間図形の問題が過去問と違っていたぐらいでした・・・  国語や英語では他教科にまたがる問題が出ていました。

大部分の受験生に小論文を課し、今年から普通科も前期入試を行うことから受験者増が予測され、得点差が出るよう難問も加えたが、全体の難易度は前年同様にしたそうです。教科別の特色と狙いは下記の通りです

国語

小説の感想を語る級友同士の会話文を使い、登場人物の心情や、一般的な読者の感じ方についての理解力を問いました。論説文では、細胞や森林の生態系など自然科学をテーマに取り上げ、理科的な知識も求めました。文理学科などの試験では、45字と50字の記述式の問題を連続させ、難易度を上げました。

数学

基礎的な理解力に加え、筋道を立てて考える力や、数学的な説明力を試しました。図形問題では、多くの手順を要する直線の長さを求めさせ、習熟度の差をみました。四角すいの体積を算出する問題では、消毒液などに使われるポンプ式容器の体積を尋ね、暮らしにおける数学の応用方法を示しました。

英語

英作文を長文問題に盛り込み、読解力と同時に作文力を問いました。英語科などでは、府内産の農作物などを指す「大阪産(もん)」について出題。文章やグラフを読み解かせ、社会科の知識もみました。リスニングでは、電話でのやりとりなど、日常生活のコミュニケーション能力を試しました。

小論文

「ことばの大切さ」「国際理解を深めていくために必要なこと」など六つのテーマから、学科ごとに出題。400字の記述で、論理的思考や、学習意欲の有無を確かめました。文理学科では、ノーベル賞受賞者、湯川秀樹氏の自伝の一節を踏まえ、学問探究に関する考えを600字で述べさせました。


数学は難しく感じたかもしれませんが、前期の問題でいえば、大問1、2を、後期の問題なら大問1を間違えないように赤本(過去問)ばかり解くのではなく、基本問題を解く勉強をしましょう


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